おしらせ
【クイーンエリザベスII世C】ネヴァブションは4着に善戦
曇り空の下、行なわれた今年のクイーンエリザベスII世C(国際G?・沙田競馬場芝2000m)。日本から参戦したネヴァブションは最内1番枠を利して逃げた。 前半の半マイルが52秒83と絶妙のスローで逃げると、直線入口では一瞬、後続を放す形。しかし、最後は捉まって勝ち馬から1馬身半差の4着に終わった。 手綱をとった後藤浩輝騎手は次のように語った。 「内枠だったし、ある程度行けた方が良いという気持ちでいたので、逃げました。スローに落とせて道中の手応えも良く、一瞬、勝てるかな?と思ったけど、最後は実力のある馬に交わされてしまいました。でも、馬の状態は悪くなかったし、初めての海外遠征でよく頑張ってくれたと思います」 また、伊藤正徳調教師は……。 「最初のコーナーで競りかけてきた馬が前へ行ってくれれば番手でもっと楽だったかもしれない。でも、こればかりは仕方ない。馬体が減っていたけどよく踏ん張ってくれました」 今後については、帰国して順調に立て直せるようなら宝塚記念を目指すという。また、秋にはメルボルンC(豪州G?)へ挑戦する可能性もあると語った。 このレースを制したのは地元・香港の8歳馬ヴィヴァパタカ。管理するJ・ムーア調教師はこの日、行なわれたもう一つのG?チャンピオンズマイルもエイブルワンで勝っており、1日にG?2勝の快挙を達成。 「今日は非常にラッキーな1日だった。ヴィヴァパタカは元々実力のある馬。最近は脚元の都合もあって思ったような競馬ができなかったが、ここにきてだいぶ良くなり、今回はしっかり調教を積めていた。8歳馬だが、まだまだ元気です」と語っている。 (ターフライター・平松さとし) ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】 ★競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】 ★気になるあの馬の能力値は?【指数X】は枠順確定後に無料公開