【天皇賞・春】トウカイトリック ５度目の正直だ！

栗東　坂路　重　一杯 52.7-38.7-25.8-計不 　０６年９着→０７年３着→０８年７着→０９年６着。４度の天皇賞・春挑戦も、これまで奮わなかったトウカイトリック。今年は８歳になったが、これまでとはひと味違う雰囲気。なぜなら、前哨戦・阪神大賞典を制し最高潮で本番を迎えることができるから。５度目の正直で載冠なるか。 　その前走は２週目の３角でムチが入るほどズブさを見せたが、野中師が「ジョッキーがうまく乗ってくれた」と褒め称えたように、気を抜かせず最後まで走らせた藤田騎手の手腕も大きい。引き続き藤田騎手鞍上で本番に臨むだけに、怖い１頭には違いない。 　最終追いは、その藤田騎手が自ら手綱を取り、坂路で古馬500万下・トウカイインパクトとの併せ馬。残り２Ｆ付近から鞍上に気合いを入れられると、格下の僚馬を最後は２馬身突き放してフィニッシュ。引き続き元気一杯だ。 　野中師は「８歳ですが本当に充実していますし、かなりいい状態をキープできてます。ジョッキーも『いい反応だった』と言ってました。２回目の騎乗なのでわかっていると思いますし、何とかいい結果をと思ってます」と語り、前走同様デキには太鼓判だ。 　このレースのあと、最終レースは「ディープインパクトメモリアル」と題されている。８歳で同期のディープインパクトに花を添えるべく、この馬の劇走があるかもしれない。 ※関連情報 ★トウカイトリックに騎乗する男・藤田騎手のブログ【男道】 ★その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】 ★競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】 ★気になるあの馬の能力値は？【指数Ｘ】は枠順確定後に無料公開