おしらせ
【青葉賞】ここは通過点だ!大器ペルーサは4連勝狙う
美浦 芝 重 馬なり 66.6-52.2-38.1-12.1 阪神競馬場で行われた皐月賞のトライアルレース・若葉Sへ西下し参戦。1番人気のヒルノダムールを直線で競り落とし、くわえてこの時期の3歳馬としては出色の1分59秒59という好時計で快勝したのが関東の最終兵器・ペルーサだ。出ていれば好勝負必至と思われたが、日本ダービー一本を目標に据え陣営は皐月賞パスを選択。その皐月賞ではヒルノダムールが2着したのだから、相対的にペルーサの大物ぶりがクローズアップされることとなる。ここは“あくまで通過点”とばかり、無敗街道を続けて競馬の祭典に駒を進めることができるか。 「いい競馬でした。予想以上に上手な競馬だったし、時計も速い。内容の濃いレースでしたね」と、藤沢和師は前走を大きく評価する。続けて「(皐月賞をパスしたことによって)中間で強い調教を必要としないローテーションが組めて、とにかく順調です」と、調整の万全さに胸を張っていた。 短期放牧明けからの帰厩後は入念な乗り込みが続き、着実に態勢は整いつつある。2週前、1週前追いでは併せ馬を消化。闘志への着火も完了だ。そして迎えた28日の最終追い切り。芝コースで先行する2頭を最後方から追走。雨で馬場は重くなっていたが、気にするそぶりもなく楽な手応えで先行馬の最内に潜り込むと、そのまま脚並みをあわせて同入。仕掛ければいくらでも突き放せそうな雰囲気だったが、“それは本番に”というのが藤沢和師一流のやり方。実際のレースでどのくらい弾けるかが楽しみになるほどの好気配だ。 「乗り込んでいるんで、ここでそんなに速い時計は要らない。それでもキビキビしてていい動きだったね。父ゼンノロブロイもここを勝ってダービーに向かいました。それに続けるよう、がんばってほしい」と、師は大きな意気込みを隠さなかった。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!