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【NHKマイルC】有力馬1週前追いレポート
今週末日曜日、東京競馬場では3歳マイル王決定戦・NHKマイルC(GI)が行われる。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! サンライズプリンス 前走のNHKマイルCトライアル・ニュージーランドT(GII)は、外枠不利の中山1600m戦で大外16番スタート。ダッシュが付かず、前半脚を使いながら先団に取り次ぐ。4コーナーでは先頭に踊り出る勢いを見せ、直線早めに抜け出すとそのまま押し切った。大きなフットワークをしており、中山コースでは能力を出し切れないと思われたが、前々の競馬に徹し、ノビノビと走らせたことでその不安を一蹴。勝ちに行く強気の競馬で、2着に0秒3差の完勝。ポテンシャルの高さを証明した。しかし、28日に栗東坂路で追われ、4F51秒4─37秒7─25秒1─12秒8(一杯)と時計は出たものの、併せたヒーロー(3歳未勝利)に1馬身遅れた。調教駆けするタイプで併走馬に楽に先着するかと思えた分、案外だった。ここ2走中山への輸送が2度あり、若干の疲れがあるのかもしれない。今週の最終追い切りの動きが注目される。 ダノンシャンティ 前走の毎日杯(GIII)は直線目一杯に追われることなく完勝。皐月賞(GI)をパスして、NHKマイルC→ダービー(GI)が選択された。中間は唸るよう気配を見せ、走りたくてうずうずしている様子だ。28日に栗東坂路で安藤勝騎手を背に追われ、4F53秒5─38秒2─25秒0─12秒6(馬なり)。併せたアースワーク(3歳未勝利)に半馬身先着。余力十分の手応えだったし、馬体の張りも申し分ない。素晴らしいデキを誇っている。 リルダヴァル 前走の皐月賞は直線で窮屈になり、ゴール前脚を余して0秒4差6着。鋭い決め手を搭載しており、マイル戦はピッタリ。広いコースに替わるのもまた魅力だ。29日に栗東Pコースで追われ、6F80秒6─11秒6(馬なり)。4コーナーをゆったりと入り、直線で鞍上が軽く合図を送るとスッと反応。手先の軽い爽快なフォームで駆け抜けた。骨折休養明けを叩かれ3戦目でグングン調子を上げている。 ダイワバーバリアン 前々走の弥生賞(GII)は直線で見せ場を作るものの失速して4着。距離を2F短縮した前走のニュージーランドTでは2着に巻き返しており、マイル戦がベスト。GI奪取に向け抜かりのない調整が続けられている。29日に栗東Pコースで追われ、6F74秒3─12秒3(強め)。併せたキョウエイアシュラ(3歳OP)に先着した。迫力満点のフットワークで、ゴール前軽く気合を付けると、併走馬をグンと突き放した。馬体に実が入り、体そのものを大きく見せている。ハードな調教を課しても、テンションも上がらず、精神面での成長がみられる。ひと皮剥けた感じだ。 エイシンアポロン 前走の皐月賞は絶好の状態で臨んだものの11着と結果が出なかった。今回はベストのマイル戦で巻き返しを図る。29日に栗東坂路で乗り替わる岩田康騎手を背に追われ、4F60秒5─44秒2─28秒8─14秒5(馬なり)。調教では豪快な動きを披露するだけに、軽めの調整はやや物足りなく映ったが、闘志を内に秘めた印象で高いレベルでデキは安定している。 レト 前走のニュージーランドTは直線で2番手に上がりかけたものの、ゴール前内からダイワバーバリアンに差され3着。見せ場は十分に作っており、ここでも侮れない存在だ。28日に美浦Pコースで追われ、6F76秒6─12秒3(一杯)。首を上手に前へ前へと伸ばすしなやかなフォームで駆け抜けた。前走時のデキをキープしている。 ニシノメイゲツ ここ2戦勝負どころの3?4コーナーで気を抜くところを見せており、能力を出し切っていないレースが続いている。広い東京コースなら一変も十分にあるだろう。29日に美浦Pコースで追われ、5F65秒7─12秒3(強め)。併せたニシノテンカ(1000万下)に先着。膝を高く上げノビノビと走っていた。デキだけなら太鼓判が押せる状態にある。 ※関連情報 ★ニシノメイゲツを管理する田村康仁厩舎の公式ブログ「HORSE AND LIFF DO THEBEST WE CAN」は要チェック! ★ダイワバーバリアンを管理する矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ」は要チェック! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!