【日曜京都メイン/都大路S】1800mはベスト！　スマートギア

　今週日曜、京都競馬場のメインレースとしてオープン特別・都大路S（芝1800ｍ）が行われる。 　重賞の常連メンバーが顔を揃え、オープン特別にしては豪華な顔ぶれとなったが、まず中心視されるのはスマートギアか。昨年の京都大賞典、鳴尾記念そして年明けの京都金杯で2着と地力は上位。休み明けだった前走のマイラーズCは追い込み届かず7着に終わったが、叩かれて順当に気配は良化している。芝1800mで全4勝を挙げており、ベスト条件となる今回は大逆襲必至。最終追い切りではまったくの馬なりで栗東坂路4F51秒6-1F12秒3の好時計をマークし、態勢は万全と言っていい。今後大きな舞台へ進出するためには、ここで確実に賞金を上積みしておきたいところだ。 　前走・大阪杯はスローペースで直線ヨーイドンの競馬。シェーンヴァルトはメンバー最速となる3F34秒5の脚を繰り出したが、道中最後方からでは8着に終わったのも致し方ないところ。距離短縮、メンバー構成的に淀みない流れとなりそうな今回は巻き返しがあっていいだろう。月1走ペースで休みなく走っているが、状態は安定。最終追いでも終い重点にビッシリ追われて上々の反応を見せた。2歳時のデイリー杯2歳S以来の勝利を目指す。 　先週の天皇賞・春は賞金順19番手で無念の除外。ここでうっぷん晴らしの逃走劇を演じたいのがホクトスルタンだ。天皇賞週には重馬場をものともせず栗東坂路4F51秒台をマークするなど、この中間の気配は絶好。適距離よりはやや短い条件となるが、マイペースでの単騎先行できれば上位争い。鞍上・藤田伸二騎手の手綱捌きにも注目。 　叩かれつつ良化気配を見せているのがミッキーパンプキン。跳びの大きい馬で小回りコースは苦手なタイプだが、それでも前走・福島民報杯で3着に食い込んでみせたのは充実の証だろう。全3勝を挙げている京都コースでの一戦なら勝機もグンと近づく。5日、栗東Eコースでの追い切りでは馬なりで好タイムをマーク。はつらつとした動きで、状態の良さを感じさせた。 ※関連情報 ★ホクトスルタンに騎乗する藤田騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は必見！ ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」はコチラ！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国もチェックしよう！