【NHKマイルC】矢作厩舎3頭出し！狙うは上位独占だ

ダイワバーバリアン 栗東　坂路　良　一杯 53.9-38.2-24.2-11.9 キョウエイアシュラ 栗東　坂路　良　強め 53.6-39.0-25.3-12.4 トシギャングスター 栗東　坂路　良　一杯 52.6-37.7-24.7-12.6 　昨年は47勝を挙げて全国リーディング2位。今年も先週までに11勝をマークし目下絶好調の矢作厩舎が、初GI制覇を狙ってNHKマイルCに3頭出しの大攻勢をかける。 　まずはダイワバーバリアン。昨年から常に重賞で好走してきた同馬だが、前走のニュージーランドTでも安定感のあるレースぶりでキッチリと2着を確保、優先出走権を獲得した。最終追い切りは坂路で併せ馬。古馬OPのタカオセンチュリーを相手に半馬身先着し、好調キープをアピールしている。「落ち着きが出てきて折り合いがつくようになった。府中替わりもいいと思うので期待したい」と矢作師。一瞬の差し脚というよりは渋太い粘り腰が身上の馬だけに、直線の長い東京コースは合いそうだ。 　同じくニュージーランドTに出走したキョウエイアシュラも、11番人気ながらメンバー最速の上がり3F34秒4の脚で4着に食い込み復調気配を見せた。師も「あれくらい走って当然。この馬も府中が合うと思う」と、本番でのさらなる前進に期待を寄せている。最終追い切りでも最後まで手応えに余裕を持たせたまま、併せた僚馬に堂々2馬身先着。昨秋から使い詰めで来ているが馬は相変わらず元気一杯で、豊富な経験がGIの舞台で生きれば怖い1頭だ。 　差し脚勝負の展開となれば、トシギャングスターにも出番がありそう。前走のファルコンSはメンバー中最速の上がりで内ラチ沿いから鋭く追い込みハナ差の2着と、ほぼ勝ちに等しい内容。これまでの良績は短距離に集中しているが、「本番では、あえて千二の競馬をしてもらおうと思う。最初の2Fをしのげば」と、師は距離さえこなせれば見せ場以上があっても、との見立てだ。追い切りでは、坂路で一杯に追われた僚馬を豪快に4馬身突き放す圧巻のパフォーマンスを披露。状態面に何ら不安はない。 　「ダイワは正攻法、あとの2頭は後方からの競馬で一発を狙う」と、師はレースプランも既に描き済み。記念出走で終わらせる気など毛頭ない。今年で開業5年目となる新進気鋭の名トレーナーは、自厩舎馬での上位独占を目論んでいる。 ※関連情報 ★矢作厩舎の公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ！」は要チェック！ ★その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】 ★競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】 ★気になるあの馬の能力値は？【指数Ｘ】は枠順確定後に無料公開