おしらせ
【NHKマイルC】疲労感なし!サンライズプリンス猛時計
栗東 坂路 良 一杯 50.8-37.2-24.5-12.1 中山マイル戦で絶対的に不利な大外枠、さらに出遅れ…。並の馬なら致命傷となるはずが、それすらも強さを引きたてるスパイスでしかなかった。前哨戦・ニュージーランドTでド肝を抜くパフォーマンスを披露したサンライズプリンスが、虎視眈々と3歳マイル王の座を狙っている。 とはいえ、あれだけ大味な競馬の後だ。疲労が残らないはずがない。そんな一般的見解が見事に崩れてしまうほど、この中間は逞しい姿を誇示している。 5日の最終追い切りは坂路で単走追い。小気味よいフットワークでテンの1Fを13秒6で入ると、一糸乱れぬ脚取りでスピードをさらに加速させる。鞍上の叱咤にも抜群の反応を示すと、4F50秒8?1F12秒1(一杯)で駆け抜けた。時計が出やすい馬場状態だったとはいえ、タイムは秀逸。疲労感など微塵も感じさせない動きだ。 この最終デモには管理する音無師も笑みがこぼれる。「前走がああいう内容だったから疲れが心配でしたけど、カイバもしっかり食べているし、心配ありません。あとはスタートさえうまく決まれば好勝負できるはず」 ニュージーランドTが中山芝1600mで施行されるようになった00年以降、NZTの覇者は本番で勝てていない。サンライズプリンスにとってはなんとも嫌なデータだが、逆境の強さは前走ですでに実証済み。陣営が最大目標に掲げるダービーへ堂々と歩を進めるためにも、3歳マイル王のタイトルを獲得しておきたい。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!