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【ヴィクトリアマイル】有力馬1週前追いレポート

帰国後も順調に調整されたブエナビスタ

 今週末日曜日、東京競馬場では古馬牝馬によるマイル女王決定戦・ヴィクトリアマイル(GI)が行われる。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! ブエナビスタ 前走のドバイ・シーマクラシックは、直線外から被されスムーズさを欠く中、ゴール前は怒濤の追い込み。勝ったダーレミに0秒1差2着惜しくも届かなかったが、負けて強しの内容だった。日本中の競馬ファンの心を熱くさせ、4月1日に帰国した。検疫を経てから宮城県の山元TCへ放牧に出され、4月下旬に栗東TCに帰厩した。順調に調整され、5日は鞍上が抑え切れないほどの気合乗りを見せ、CWコースで6F80秒7─13秒2(馬なり)。ノビノビとしたフットワークで自ら走る気満々だった。元気一杯の状態で帰国初戦に臨めそうだ。 レッドディザイア 前々走のドバイ・マクトゥームチャレンジラウンドIIIでは、直線大外から一気の脚でゴール前差し切りV。日本中のファンを感動させる1ページを作った。勢いで臨んだドバイワールドCは、馬群の中でプレッシャーをかけながらの競馬となり、持っているパフォーマンスを発揮できないまま11着に敗れた。帰国後初時計となった5日は、栗東坂路で追われ、4F55秒6─39秒9─25秒3─12秒4(馬なり)。リズム良く軽快なフットワークで登坂。遠征した疲れは見られず、力を出せる状態に仕上がっている。 ブロードストリート 年明けの六甲Sが8着、続く阪神牝馬S(GII)が、0秒4差4着と尻上がりに調子を上げてきた。中間も併せ馬で調整され、順調そのもの。5日に栗東CWコースで追われ、5F66秒4─11秒8(馬なり)。併せたトーセンピュリニー(500万下)と併入した。相手が一杯に追われるも、こちらは持ったままの手応えでフィニッシュ。弾むようなフットワークを見せており、叩き3戦目でガラリと変わった印象を受ける。 アイアムカミノマゴ 前走の阪神牝馬Sで待望の重賞初V。勢いに乗りGI奪取を目指す。6日に栗東CWコースで追われ、4F50秒2─12秒2(一杯)。鞍上からの合図にシッカリと応え力強い伸びを見せた。前走後の時計は少ないが、今週のひと追いで仕上がるだろう。 プロヴィナージュ 前走の阪神牝馬Sは直線外から追い込むも0秒3差2着。これまでの先行策から一転、差す競馬で脚質に幅を増した。6日に美浦Wコースで追われ、6F83秒6─68秒6─54秒3─40秒6─12秒9(一杯)。併せたアルファオリオン(1000万下)に先着した。追われると力強いアクションでグイグイと伸びた。トモに丸みを増しパワーアップした印象を受ける。完調で大一番に挑む態勢にある。 ラドラーダ 放牧明けで5カ月ぶりだった前走の阪神牝馬Sは0秒5差6着。レース後は美浦TC近郊で短期のリフレッシュ放牧に出され、4月下旬に美浦TCに帰厩した。5日に美浦Wコースで追われ、5F70秒2─54秒0─40秒1─12秒8(馬なり)。併せたガンズオブナバロン(500万下)に併入した。全体的な時計は遅かったが、闘志を内に秘め、終始引っ張り切れない手応えだった。ひと叩きされグーンと気合が乗ってきたように見える。 ニシノブルームーン 前走中山牝馬S(GIII)で待望の重賞初V。その後はこのレースを目標に調整されてきた。5日に、北村宏騎手を背に美浦坂路で追われ、4F49秒9─計不─24秒3─12秒4(一杯)。3頭併せの外で先着した。全体時計も速かったが、ここに来て馬体にボリュームが出てきたし、特に胸前の筋肉がずいぶんとブ厚くなった印象を受ける。前走を勝った後、また更に調子を上げているようだ。 ヒカルアマランサス 年明けの京都牝馬S(GIII)を直線大外一気の末脚でV。ひと息入れられた前走の阪神牝馬Sは伸び切れず13着に敗れたが、ひと叩きされた今回は一変ムードが漂う。5日に栗東CWコースで追われ、6F80秒6─12秒5(一杯)。併せたサクラエンブレム(3歳未勝利)に先着した。小気味いいフットワークで素軽い動きを披露した。叩かれた効果は大きく、上昇カーブを描いている。 ※関連情報 ★レッドディザイアが所属する松永幹夫厩舎西橋貢介助手公式ブログ「ジョシュの奇妙な日記」は要チェック!ブロードストリートに騎乗する藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は要チェック!その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

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