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【NHKマイルC】ダノンシャンティがレコードV

 9日、東京競馬場で行われた第11R・NHKマイルC(GI、芝1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気ダノンシャンティ(牡3、栗東・松田国)が1分31秒4のレコードタイムで優勝。2着には5番人気ダイワバーバリアン、3着には3番人気リルダヴァルが入った。2番人気のサンライズプリンスは4着に終わった。  各馬出遅れることなく綺麗なスタートを決めると、大方の予想通り外からエーシンダックマン、内からコスモセンサーがハナを奪いに行く。人気のサンライズプリンスも早めに先団に取り付き3番手をキープ。ダイワバーバリアンとリルダヴァルは並んで7、8番手を追走、ダノンシャンティは後方3番手を進みじっくりと仕掛けのタイミングをうかがう。  前半600mが33秒4とハイペースで前が飛ばす展開となり、レースは直線へ。粘りこみを図るサンライズプリンスにダイワバーバリアン、リルダヴァルが襲いかかり3頭の激しい競り合いとなったところを、大外からダノンシャンティが強襲。上がり3F33秒5の鬼脚で前を行く3頭をまとめて差し切り、先頭でゴールに飛び込んだ。  勝利騎手インタビューで安藤勝己騎手は「今日は馬に任せて行こうと思っていました。ちょっと後ろかなと思ったけど、流れが速かったのでちょうど良かったですね。前回乗って強い馬だというのはわかっていたので、自信を持って乗りました。並んでからの脚は違いましたね。自分でも考えられない時計が出てビックリしています。ダービーでは挑戦者のつもりで頑張ります」と、優勝の喜びとダービーへの抱負を語った。  従来のコースレコードを0秒6上回る驚愕の時計で快勝。ヴィクトワールピサやペルーサに勝るとも劣らない圧巻のパフォーマンスでダービーに名乗りを上げたダノンシャンティは、キングカメハメハ、ディープスカイに続く史上3頭目となる変則2冠に挑む。  勝ったダノンシャンティは父フジキセキ、母シャンソネットという血統。  配当は馬連2,040円、馬単2,680円、3連複3,860円、3連単17,180円だった。

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