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【シンガポール航空国際C】キングリー&ゲイト 前日調整で順調さ披露
5月16日(日)、シンガポールのクランジ競馬場にて行われるシンガポール航空国際C(国際GI・芝2000m)に日本馬が出走予定。最終調整の模様を現地入りしているターフライター・平松さとし氏がレポート! シンガポール航空国際C前日となる15日、ヤマニンキングリーは柴山騎手を背に、ポリトラックで軽くキャンターで一周半ほどの調整。前日に現地入りし、この様子を見守ったのは河内師。 「(出国検疫で)美浦にいる頃から馬は非常に落ち着いて良い雰囲気。今朝のキャンターも予定通りでここまでは順調にくることができました」 国際GIだけあって相手が強いかな……と慎重に言葉を選びつつもも、表情は決して暗くなく、師は秘かに一発を狙っているという雰囲気。 水曜日に続き、クランジ競馬場で2度目となるヤマニンキングリーの調教にまたがった柴山雄一騎手は、馬を下りるなり目を白黒させ 「水曜に乗った時はノンビリしていた感じだったのに、今日は行く気をみせて随分気合いが乗ってきたと思わせました。追い切りを終えて馬自身、レースが近付いているのを分かっているようです」 と、気配の上昇ぶりを語ってくれた。 和田守厩務員も同様のことを述べており、気持ちの面でも上昇してきたのは間違いなさそう。強敵の揃うレースになるが札幌記念でブエナビスタを完封した実力をこの異国でも発揮してもらいところだ。 シャドウゲイトは前日に続き乗り運動のみで馬場には入れられなかった。これは加藤征厩舎ではいつもの風景であり、決して順調さを欠いているわけではない。 ちなみに3年前にシンガポール航空国際Cを勝った時も同様で、現地では「ウォーキングマヌーバー(歩行作戦)」と言われたものだ。またがった伊丹雄一調教厩務員は言う。 「勝春さんが乗って追い切ってくれた後、馬が競馬とわかったのか、しっかり飼い葉を食べるようになってくれました。一気に状態が良くなってきたという感じで、この分ならレースもそれなりに走ってくれそうです!」 (平松さとし) ※関連情報 ★田中勝春騎手公式ブログ【カツハル日和】 ★その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】 ★競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】 ★気になるあの馬の能力値は?【指数X】は枠順確定後に無料公開