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【ヴィクトリアマイル】ブエナビスタ余裕の併入で態勢整った!

CWコースで追い切られたブエナビスタ。遠征疲れを感じさせない上々の仕上がりだ

栗東 CW 重 一杯 82.3-67.3-52.4-38.4-12.0  3月のドバイシーマクラシックでは、直線で外から懸命に追い込んだものの、勝ち馬ダーレミに3/4馬身及ばず2着。惜しくも海外GI制覇はならなかったが、その実力がワールドクラスのものであることを証明してみせたブエナビスタ。4月1日に帰国後、陣営はヴィクトリアマイルに照準を合わせ調整を開始。山元トレセンでの短期放牧を挟んで4月29日に栗東へ帰厩してからは、順調に乗り込みが続けられている。  12日の最終追い切りは、CWコースで3歳500万のアドマイヤプリンスを相手に行われた。僚馬を5馬身ほど追走する形でスタートすると、課題の折り合いもこの日はピタリ。4コーナー手前で一気にペースアップし、直線では鞍上のゴーサインに豪快なフットワークで応えてみせた。最後はケイ古駆けする僚馬に差し返されて併入でのフィニッシュとなったが、ラスト1Fではしっかりと伸びて12秒0。遠征疲れを感じさせない上々の仕上がりといえそうだ。 「年を取るにつれて攻め馬は動かなくなっているね」と、山口厩務員は苦笑するが、「併せて抜け出てからフワッとするのはいつものことだし、ドバイにいた時と比べても、雰囲気は変わらない」と、状態の良さに太鼓判を押す。前走から約800mの距離短縮を懸念する声にも、「確かに今は長い距離の方がいいかもしれないが、東京なので大丈夫」と、松田博師は泰然自若。そして「あれこれ条件がつくようじゃ、強い馬とは言えない。どんな条件でもこなさないと」と、愛馬に辛口のエールを送った。もちろんこれは師の高い期待の裏返しに他ならない。  今年のヴィクトリアマイルは、ブエナビスタ・レッドディザイアの2強ムードが漂う。ここまでの両馬の対戦成績は2勝1敗。ブエナビスタが一応は勝ち越しているものの、いずれの着差も小さなもので、まだ完全に勝負づけは済んでいない。ブエナビスタが現役最強牝馬の称号を得るためには、是が非でも負けられないレースだ。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】気になるあの馬の能力値は?【指数X】は枠順確定後に無料公開

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