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【オークス】有力馬1週前追いレポート
今週末日曜日、東京競馬場では牝馬クラシック第2弾・オークス(GI)が開催される。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! アパパネ 牝馬クラシック1冠目の桜花賞(GI)は道中やや掛かり気味に追走も、直線は好位から鮮やかに抜け出して快勝。昨暮れの阪神ジュベナイルF(GI)に次ぐGI2勝目をマークした。中間は自厩舎で調整され、5月初旬から時計を出し始めた。12日に主戦の蛯名騎手を背に美浦Pコースで追われ、5F67秒8─52秒4─38秒9─12秒4(馬なり)。併せたマツリダガッツ(1000万下)と併入した。首を使った推進力たっぷりのフットワークで駆けぬけた。リラックスした雰囲気を保っており、良い状態で臨めそうだ。 サンテミリオン 前々走のフラワーC(GIII)で3着に敗れたあと、桜花賞はあきらめオークスを最大目標に調整。前走のTR・フローラS(GII)で危なげのない勝ちっぷりを見せ本番に臨む。12日に美浦Wコースで追われ、5F67秒8─52秒2─39秒8─13秒2(馬なり)。併せたニコニコママ(500万下)と併入した。弾むようなフットワークで直線も余裕十分の手応えで鋭く伸びた。馬体の張りは申し分なく、前走快勝後更に上昇。 オウケンサクラ 桜花賞は絶妙な逃げに持ち込んで0秒1差2着。中間も順調に調整され、13日に、栗東坂路で追われ、4F52秒6─38秒3─25秒5─13秒0(強め)。単走でシッカリと駆け上がってきたが、前走時のようなうなるような気配ではなかった。ボリューム感という点でも今ひとつで、押せ押せ(チューリップ賞→フラワーC→桜花賞)で使ってきたローテーションが少し出ているのかもしれない。 アプリコットフィズ 前走の桜花賞は0秒3差5着。中間は自厩舎で調整され、12日に美浦坂路コースで追われ、4F52秒3─37秒2─24秒0─11秒8(強め)。体全体を使ったしなやかなフォームで終い鋭く伸びた。14日には乗り替わる四位騎手が美浦TCに駆け付け坂路コースで手綱の感触を確認。4F54秒0─40秒6─27秒4─14秒1(馬なり)と軽め時計を出した。体調面に関しては申し分のない状態といえる。 ショウリュウムーン 前走の桜花賞はゴール前で外に持ち出すロスがありながらも、0秒2差の4着まで追い込んだ。追ってから味のあるタイプで距離延長が魅力。この中間もハードに鍛えられ、12日に、栗東Pコースで追われ、6F82秒2─13秒1(馬なり)。体全体を使ったノビノビとしたフットワークは好感度満点。前走時よりさらに良くなっていると思う。 ブルーミングアレー 前走のオークスTR・フローラSは0秒5差3着。しぶとさを武器に巻き返しを図る。中間もすこぶる順調で、12日に松岡騎手を背に美浦坂路コースで追われ、4F51秒2─36秒9─23秒7─11秒8(強め)。3頭併せの真ん中を力強い脚取りで登坂。状態に関しては太鼓判が押せる。 モーニングフェイス 前走・2000mの忘れな草賞を快勝。勢いに乗ってクラシック制覇に挑む。中間は短期放牧に出され、帰厩後は9日に栗東坂路コースで時計を出し、13日に、栗東CWコースで追われ、6F83秒1─12秒4(一杯)。併せたアルトップラン(オープン)に先着。放牧先でシッカリ乗り込まれたのだろう、肩先から胸前にかけて厚みを増し、とても牝馬とは思えない逞しい体つきになっている。前走時よりかなり良くなっている。 アニメイトバイオ 桜花賞は20キロの馬体減だったが、スローペースの中追い込んで0秒4差8着。中間は馬体回復がカギを握る。12日に乗り替わる後藤騎手を背に美浦Wコースで追われ、6F84秒1─14秒2(馬なり)。単走で馬の気分に任せた内容だったが、絶好調時はもっと胸前の筋肉が盛り上がっていただけに、まだ馬体は戻り切ってないように思える。最終追いでどこまで変身できるか注目される。 ※関連情報 ★アプリコットフィズが所属する小島太厩舎所属小島良太助手公式ブログ「馬なりぃ」は要チェック! ★モーニングフェイスを管理する矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ」は要チェック! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!