おしらせ
【ヴィクトリアマイル】ブエナビスタがGI・4勝目
16日、東京競馬場で行われた第11R・ヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)は、横山典弘騎手騎乗の1番人気ブエナビスタ(牝4、栗東・松田博)が直線で鋭い伸び脚を見せて優勝。GI・4勝目を挙げた。クビ差の2着に8番人気ヒカルアマランサス、3着には11番人気ニシノブルームーンが入った。2番人気レッドディザイアは4着に終わった。 勝ったブエナビスタは父スペシャルウィーク、母ビワハイジという血統。 配当は馬連2,490円、馬単2,780円、3連複29,700円、3連単85,770円。 ゲートが開くと好発を決めた芦毛の2頭、ブラボーデイジーとベストロケーションがハナを主張。これに外からプロヴィナージュが加わり先行集団を形成し、レースのペースを作る。この3頭を見る格好でヒカルアマランサス、ウェディングフジコ、ブロードストリートらが続き、レッドディザイアはちょうど中団付近を追走。ブエナビスタは後方4、5番手にポジションを取る。 3頭の先行勢が軽快に飛ばし、600m通過は33秒8というハイペース。4番手以下を5馬身近く引き離したまま勝負は直線へ。残り400m標識を過ぎたあたりで後続勢が前の馬たちを一気に飲み込み、ヒカルアマランサス、ワンカラット、ニシノブルームーン、レッドディザイアらによる壮絶な叩き合いとなる。一旦はその中からヒカルが頭ひとつ抜け出しかけたが、そこに大外へ持ち出されたブエナビスタが上がり3F33秒5の鬼脚で強襲。ヒカルをクビ差捕らえたところがゴールとなった。 見事に圧倒的1番人気に応えた横山典弘騎手は、「距離はオールマイティだと思っていたのですが、デキだけが心配でしたね。本当はもう少し前で競馬をしたかったんですけど、押しても出て行かなかったので、ちょうど前にいたレッドディザイアを目標に。直線は必死で追いました。この馬の底力に助けられましたね」と、ホッとした表情で勝利騎手インタビューに応じた。 国内復帰戦を見事勝利で飾り、改めて牝馬同士なら断然の存在であることを証明して見せたブエナビスタ。松田博師によれば、次走は宝塚記念に向けて調整が進められるとのこと。グランプリ制覇を果たし、再びの海外GI挑戦に弾みをつけたいところだ。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】 ★競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】 ★気になるあの馬の能力値は?【指数X】は枠順確定後に無料公開