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【京王杯SC】10番人気サンクスノートがレコードで重賞初V

【京王杯SC】10番人気サンクスノートがレコードで重賞初V

 15日、東京競馬場で行われた第11R・京王杯SC(GII、芝1400m)は、蛯名正義騎手騎乗の10番人気サンクスノート(牝5、美浦・二ノ宮)が2番手追走から直線残り100mで逃げ粘るアーバニティを捕らえると、外から強襲した5番人気マルカフェニックスの猛追をクビ差振り切ってゴール。1分19秒8のコースレコードで重賞初制覇を飾った。  また、3着にはアーバニティが粘り、1番人気エーシンフォワードは直線で前との差を詰めきれず4着に終わった。  勝ったサンクスノートは父サクラバクシンオー、母スリーソウツという血統。鞍上の蛯名正義騎手、管理する二ノ宮敬宇調教師ともに、同レース初勝利となった。  配当は馬連18,300円、馬単43,630円、3連複48,720円、3連単416,260円。  ビックリしました??。レース後、勝利ジョッキーの口からその台詞が飛び出すほど、波乱に満ちた結果が待っていた。  スタート後、飛び出したアグネスジェダイを抑えて主導権を握ったのがアーバニティ。それを見る格好で外からサンクスノートが2番手につける。好位集団はエーシンフォワード、スズカコーズウェイ、マルカフェニックスなどが形成。中団馬群の後ろでは2番人気サンカルロがやや折り合いに難を見せながら進む。  前半600m通過34秒5。現在の高速馬場を考えればそれほど速いラップではない。その展開のなか、前を行くアーバニティとサンクスノートが3番手以下を3馬身以上引き離したまま直線を迎える。余力は十分。後続からエーシンフォワード、マルカフェニックスが必死に差を詰めるが、前2頭が止まる気配はない。  2頭のマッチレースは残り200mでサンクスノートが馬体を併せにかかる。壮絶な追い比べは残り100m過ぎ、サンクスノートがアーバニティを退けて先頭へ躍り出る。そこへ、前を追ってしぶとく脚を伸ばしたマルカフェニックスが襲い掛かったが、時すでに遅し。10番人気の伏兵が1分19秒8のコースレコードで、堂々とゴール板を駆け抜けた。  見事なエスコートを披露した蛯名騎手も驚きの表情。「ビックリしました。状態は絶好調と聞いていましたし、スタート後もスムーズに2番手へ。直線でも、ひと呼吸待ってから追い出せました。最後はさすがに脚があがりましたが、なんとかしのいでくれましたね。本当におとなしくて競馬が上手な馬。癒し系ですね」と、パートナーをねぎらった。  ヴィクトリアマイルには賞金不足で出走できなかったが、そのマイル女王決定戦の前日にまばゆい存在感を放った5歳牝馬サンクスノート。4歳勢有利と目される牝馬路線だが、年上からまた1頭、彼女たちを脅かす存在が現れた瞬間だった。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】気になるあの馬の能力値は?【指数X】は枠順確定後に無料公開

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