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【ダービー】有力馬1週前レポート

1冠目の皐月賞は内から抜け出して快勝したヴィクトワールピサ。2冠に向け順調な調整が続いている

 今週末日曜日、東京競馬場では競馬の祭典・日本ダービーが行われる。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! ヴィクトワールピサ 1冠目の皐月賞(GI)を岩田康騎手の肝が据わった騎乗で、最内から力強く抜け出してV。前走後の疲れを癒してから、今月の初旬から坂路で乗り込まれてきた。19日に岩田康騎手を背に栗東CWコースで追われ、5F66秒3─11秒8(馬なり)。併せたトーセンモナーク(オープン)に先着し、そこからゴールを過ぎたあとも1コーナーで肩ムチが入るハードな追い切りを消化した。唸るような気迫ではなかったが、相変わらず伸びのあるフットワークをしており、2冠へ向け着々と準備を整えている。 ダノンシャンティ 前走のNHKマイルC(GI)を後方から一気の末脚を見せレコードタイムで快勝。中間はその反動が出ないかと気になるところだったが、そんな心配をよそにすこぶる順調に調整されている。19日にCWコースで追われ、5F73秒8─13秒3(馬なり)。軽めの調整になったが、テンションは上がっておらず、軽やかなフットワークが目に付いた。ゴール前ではシッカリと前脚で地面をつかむようにフィニッシュしており、2400mに対応できる仕上がりといえるだろう。筋肉の張りも素晴らしく、満点の状態だ。 ペルーサ ダービートライアルの青葉賞(GII)を直線楽に抜け出すと、後続に4馬身差を付けて完勝。4戦全勝のうち3勝がこの東京コースで挙げており、雄大なフットワークはまさに広いコース向きだ。中間は一旦、美浦TC近郊で短期放牧に出され、10日ほどリフレッシュを図られたあと、美浦TCに帰厩。順調に乗り込まれ19日に横山典騎手を背に美浦坂路で追われ、4F53秒4─39秒5─26秒0─12秒9(馬なり)。併せたマチカネニホンバレ(オープン)に半馬身差遅れてはいたが、終始馬なりで馬の気分に任せてのものだけに、遅れは気にしなくていいだろう。日曜追いとなった23日にも坂路で4F50秒9─37秒5─24秒8─12秒6(馬なり)の時計を出しており、大舞台に向け態勢は万全といえる。 ヒルノダムール 前走の皐月賞は大外からグイグイと伸び0秒2差2着。勝ち馬は最内を通ってのVで、逆転可能の着差といえるだろう。中間もすこぶる順調に調整され5月初旬から栗東坂路で乗り込まれ順調に調整されてきた。19日に藤田騎手を背に栗東坂路で追われ、4F52秒3─38秒2─25秒2─12秒6(一杯)。併せたハーリカ(1000万下)に先着。鞍上からゴーサインが出されると瞬時に反応し、力強い脚取りで併走馬を突き放した。腰、トモの筋肉の付き方も素晴らしく、馬体そのものが大きく成長してきているようだ。 ルーラーシップ 前走のダービートライアル・プリンシパルSは勝った馬にしか優先権が与えられない狭き門だったが、3番手から抜け出すといった、これまでには見られない優等生的なレースを展開させダービーへの出走権を手にした。レースを使ってからのダメージは少なく、14日から栗東坂路で乗り込まれ、19日には栗東CWコースで追われ、5F68秒4─12秒3(G前仕掛け)。併せたブーケフレグランス(1600万下)に併入した。抑えるのにひと苦労するほどの抜群の手応えから、ゴール前仕掛けられるグーンと加速した。ここに来てずいぶんとフットワークがシッカリとしてきたように見える。上昇度という点では、同厩のヴィクトワールピサよりも上ではないか。 エイシンフラッシュ 前走の皐月賞は0秒2差3着。レース後も順調に調整され、19日に栗東CWコースで追われ、6F82秒4─11秒3(一杯)。併せたスターウォーズ(3歳未勝利)に大差先着した。弾むようなフットワークで直線に入り、追われると瞬時に反応し、素晴らしいアクションで併走馬を突き放した。3カ月ぶりのレースをひと叩きされ、着実に上昇。かなりの上積みがあるだろう。 トゥザグローリー 父はNHKマイルC→ダービーを制したキングカメハメハ、母はドバイワールドC2着、エリザベス女王杯を制したトゥザヴィクトリー。“超”良血馬がダービーに間に合った。搭載するエンジンに体がついていけず、シッカリと調教が積まれるまで待ち、デビューは3月14日。素質の違いを初戦から見せ、大外から一気に差し切った。前走のダービートライアル・青葉賞で2着し権利を取った。19日に栗東Pコースで追われ、6F78秒6─12秒1(強め)。併せたキングストリート(オープン)と併入した。頭の高いフォームながら力強い脚さばきが目についた。まだまだ絞れそうな体つきをしており、今週の最終追い切りを注目される。 ローズキングダム 前走の皐月賞は直線は馬群の中から追い込んで0秒2差4着。昨年の2歳チャンプが復調気配を示している。中間も順調に調整され、19日に栗東坂路で追われ、4F52秒7─38秒7─25秒6─13秒0(一杯)。併せたキラウエア(3歳1000万下)に併入した。前走時より体をふっくらと見せているのが何よりで、動きにしてもトモの蹴りに力強さが出てきている。 レーヴドリアン 前走の京都新聞杯(GII)は直線猛然と外から追い込むもハナ差の3着。賞金を上積みできなかったことから、ダービーへの出走が危ぶまれたが、賞金順では16番目となっており、祭典の舞台へと立つことになった。19日に、栗東CWコースで追われ、6F85秒8─13秒6(馬なり)。ゆったりとした大きなフットワークが目を引いた。 ※関連情報 ★ヒルノダムールに騎乗予定の藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は要チェック!その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

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