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【オークス】アパパネ、サンテミリオンが同着で樫の女王に

【オークス】アパパネ、サンテミリオンが同着で樫の女王に

 23日、東京競馬場で行われたオークス(GI・芝2400m)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気アパパネ(牝3、美浦・国枝)と5番人気サンテミリオン(牝3、美浦・古賀慎)がまったく並んでゴール。写真判定の末、2頭が同着での優勝となった。3着には2番手から逃げ粘った8番人気アグネスワルツが入った。  勝ったアパパネは父キングカメハメハ、母ソルティビッドという血統。  サンテミリオンは父ゼンノロブロイ、母モテックという血統。  配当は馬連1,870円、馬単1,520円、2,020円、3連複10,180円、3連単20,460円、24,290円。  着順掲示板に「同着」の文字が映し出されると、スタンドからは大きなどよめきが起こった。GIレースでの同着優勝は史上初。混戦模様となった今年のオークスは、2頭の女王が誕生するというまさかの結末を迎えた。  レースは2コーナーを過ぎたあたりで隊列が固まった。ニーマルオトメが先手を奪い、これにアグネスワルツが2馬身差で続く。以降は5馬身以上開いてほぼ一団、アパパネとサンテミリオンは馬群のほぼ真ん中で折り合いを欠くこともなく、じっくりと脚を溜める。  ニーマル、アグネスの2頭が軽快に飛ばし、1000m通過は60秒6。やや重の馬場状態を考えればかなりのハイペースを作り出し、勝負は4コーナーを回って直線へ。一旦は2番手のアグネスワルツが先頭に立ち抜け出しを図るが、外からピンクの帽子2頭、アパパネとサンテミリオンが一緒になって鋭伸。両馬は残り200m過ぎでアグネスを交わし、完全にマッチレースとなる。  激しい叩き合いとなったが、両者互いに一歩も譲らず完全に鼻ヅラを合わせてゴール。長い写真判定の結果、アパパネ、サンテミリオンの2頭はJRAのGI史上初の同着優勝となり、桜花賞馬アパパネは2冠達成、サンテミリオンはGI初制覇となった。  アパパネの蛯名正義騎手は99年のウメノファイバー以来となるオークス2勝目、管理する国枝栄調教師はオークス初勝利。サンテミリオンの横山典弘騎手、古賀慎明調教師はともにオークス初勝利となる。  今日の同着はウオッカとダイワスカーレット、ブエナビスタとレッドディザイアに続く、新たな牝馬ライバル対決の序章となるのか?。両馬の秋の再対決が楽しみとなった。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

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