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【日本ダービー】2冠獲る!ヴィクトワールピサ

馬なりながらも闘志溢れる走りを見せたヴィクトワールピサ(写真中央)。態勢は万全だ!

栗東 CW 稍重 馬なり 67.5-52.3-38.1-12.2  近年稀に見るハイレベルなメンバー構成となった今年の日本ダービー。その中心にいるのが、皐月賞を制したヴィクトワールピサだ。この中間は前走の疲れが完全に取れるのを待ってから始動し、2週前までは坂路とプールの併用で調整。その後はコースへ入り、入念な乗り込みが続けられてきた。最終追い切りでも抜群の動きを披露した皐月賞馬が、史上22頭目となる2冠制覇に挑む。  26日の追い切りには1週前に続いて岩田騎手が騎乗。ウッドでの3頭併せで本番に向けての総仕上げに臨んだ。3歳未勝利のバガボンドを2馬身先行させ、3歳500万レッドバリオスを2馬身後ろに置いて5F手前からスタートすると、道中は行きたがることもなく完璧な折り合いを見せる。4コーナーで両馬の真ん中に入ると、直線ではまったく追われることなく最後にグイッとひと伸び。溢れんばかりの闘志を見せて、キッチリと半馬身先着でフィニッシュした。その後も1コーナーまでスピードを緩めさせずに負荷をかける予定通りのメニューを消化し、本番へのリハーサルを終えた。  最終追い切りを見守った清山助手は「予定していたとおり。前走時と同様、高いレベルで好調を維持しています。ファンの期待に応えられるデキです」と、仕上がりに絶対の自信を見せる。角居師も「とにかく頭のいい馬。折り合いはつくし、ストライドが大きいので広い東京コースはいい」と、ウオッカに続く自身2度目のダービー制覇に手応えを感じている。  皐月賞に続いて手綱を任されることになった岩田騎手だが、「前走はテン乗りで自分自身が不安材料だったけど、それでも結果を残せたのは自信になりました」と、前走時の大きなプレッシャーからは完全に解き放たれた様子。そして、「馬も仕上がっているという印象。2400mの方が良さそうと前走で感じたし、折り合いに不安もない。冷静に戦えば相手は関係ない」と気合十分。馬、鞍上ともに文句なしの状態で本番に挑めそうだ。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】気になるあの馬の能力値は?【指数X】は枠順確定後に無料公開

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