おしらせ
フェローシップ、サイトウィナー、ビューティーフラッシュ外国馬プロフィール
今週末日曜日、東京競馬場ではマイル王決定戦・安田記念(GI)が行われる。このレースは国際マイルシリーズ「アジアマイルチャレンジ」の最終戦として位置づけられており、国際的にも高く注目されている。今年は香港からレーティング上位(118?116)3頭が5月25日に来日。日本勢の最高レーティングがファリダットの115、その比較からも香港馬の存在は脅威。各馬のプロフィールを紹介! フェローシップ (レーティング118、セ8、香港・オサリバン厩舎、父オレイリー、母ミスティカルフライト、母父Danzalion) レーティングトップを誇る香港勢の代表格。昨暮れの香港マイル(GI)では香港最強マイラー・グッドババに0秒1差3着。一躍、スター候補へと躍り出た。年を明けてからも好調で、1月のスチュワーズC(香港GI)を勝ち、続く、クイーンズシルヴァージュビリーC(香港GI)で2着。前走のチャンピオンズマイル(国際GI)は強烈な末脚で2着に迫っており、8歳馬だが、使われるごとに力を付けている印象。 鞍上のザカリー・パートン騎手(27)は、00年豪州デビュー。シドニーを拠点にGI制覇を成し遂げ、07/08シーズンから香港で騎乗し、昨シーズンはリーディング3位となっている将来有望なジョッキー。今回が初来日となる。 サイトウィナー (レーティング117、セ7、香港・サイズ厩舎、父ファルタート、母キンジネット、母父Kinjite) 今シーズンは10戦して2着が最高の着順だが、前走のチャンピオンズマイル(国際GI)は0秒4差4着と徐々に調子上げてきているようだ。昨年もこのレースに挑戦して、0秒7差6着に敗れているが、当時の1、2着馬(ウオッカ、ディープスカイ)は引退しており、チャンスは十分といったところだろう。 鞍上のクレイグ・ウィリアムズ騎手(33)は、93年豪州デビュー。05年から4年連続で豪州のリーディング首位を獲得。07年にはワールドスーパージョッキーズシリーズに来日して優勝。今春は日本で短期免許を取得。春の天皇賞(GI)ではジャガーメイルを優勝へと導いている名手。馬は昨年この馬場を経験しているし、ジョッキーも先週東京競馬場で騎乗し、馬場状態を確認。人馬共にかなりのアドバンテージがあるといえるだろう。 ビューティーフラッシュ (レーティング116、セ5、香港・クルーズ厩舎、父ゴーラン、母ウィッチウッドローズ、母父Volksraad) 逃げ、差し、変幻自在な脚質を誇る。前走のチャンピオンズマイル(国際GI)は、直線でポケットに入ってしまい抜け出すスペースがなくなる不利があった。それでも終いは馬群をこじ開け3着まで押し上げた。これまで14戦して全て5着以内に来ている堅実派だ。 鞍上のフェリックス・コーツィー騎手(51)は、南アフリカから香港へ移籍し、03/04シーズンでは香港のスーパースター・サイレントウィットネスとのコンビでGIを7勝。日本でも05年のスプリンターズSで優勝している。来日は5度目と経験は豊富。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!