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【安田記念】有力馬1週前レポート
今週末日曜日、東京競馬場では春のマイル王決定戦、安田記念(GI)が行われる。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! リーチザクラウン 前哨戦のマイラーズC(GII)は課題の折り合いをなんとかクリアし、直線外から力強く抜け出し久々のVを決めた。前走後は栗東TCで調整され、26日に安藤勝騎手を背に、栗東坂路4F50秒9─37秒9─25秒8─13秒4(一杯)。ラストで右ステッキを入れた際、頭を少し上げていたが、力の要る重い馬場と道中のラップも速かったことで苦しがったのだろう。馬体そのものは厚みを増してパワーアップしているように見える。状態に関しては太鼓判を押せるだろう。 トライアンフマーチ 前走のマイラーズCは道中脚を溜め、直線は最内から伸びてきたが、外からリーチザクラウンに交わされて2着。その後は栗東TC近郊のグリーンウッドへリフレッシュ放牧に出され、栗東TCには5月初旬に帰厩し、14日から坂路で時計を出し始めた。26日に乗り替わる内田博騎手を背に、栗東CWコース5F70秒6─13秒1(馬なり)。最内ルーラーシップ(3歳オープン)、中ナイトフッド(1000万下)の3頭併せの外で、ルーラーには先着されたが、中ナイトと併入した。フットワークに弾力性があり、鞍上との呼吸もピタリと合い気持ち良さそうに駆けぬけた。きっちりと仕上がっており、ダービージョッキーの手腕が楽しみといったところだろう。 キャプテントゥーレ 前走のマイラーズCは、直線外へ持ち出したかったが、他馬に寄られてしまい内に進路を切り替えるロスがあった。中間は京王杯SC(GII)に出走するプランもあったが、見送られ、このレース1本に調整された。28日の金曜日に栗東坂路で追われ、4F49秒5─36秒3─24秒4─12秒7(一杯)。体全体を使ったノビノビとした走りで登坂。ジックリと乗り込まれたことで、一段とパワーアップした感がある。完調で向かえられそうだ。 スマイルジャック 前走のマイラーズCは直線外からいい脚で追い込むも0秒3差5着。今回はダービーで2着、新潟の関屋記念(GIII)を制している得意の左回りでGI制覇を目指す。26日に三浦騎手を背に美浦Wコースで追われ、6F80秒2─66秒0─52秒0─39秒0─12秒7(一杯)。長めからシッカリと追われ、ゴールイン後もステッキが入るハードな追い切りが消化された。大一番に向けての陣営の意気込みが伝わる内容で、このひと追いでまた気配も変わってくるはず。今週の最終追い切りも注目される。 スーパーホーネット 今季初戦のフェブラリーS(GI)は初めてのダートということもあり、15着と大敗。前走マイラーズCでの巻き返しが期待されたが、直線伸びを欠いて9着。08年の毎日王冠(GII)ではあのウオッカを差し切った実力馬が、ここのところらしくないレースが続いているが、ここでの奮起が期待される。27日に藤岡佑騎手を背に栗東坂路で追われ、4F51秒1─37秒5─25秒1─12秒9(一杯)。追ってからの反応が鋭く、最後までシッカリとした脚取りで登坂した。ここに来てガラリと変わった印象があり、叩き3戦目でグーンと体調が上向いてきたようだ。 アブソリュート 前走の中山記念(GII)は道悪で能力を発揮できず10着と大敗。その後放牧に出されこのレースを目標に調整されてきた。26日に田中勝騎手を背に美浦Pコースで追われ、5F70秒4─54秒2─39秒4─12秒0(馬なり)。併せたリヴィエラブルー(1000万下)と併入した。道中ゆったりと走れていたし、馬体が合ってからもリズム良くスッと反応した。重め感のない仕上がりで、待望のGI制覇に向け、準備は着々と整っているようだ。 マルカフェニックス 前走の京王杯SC(GII)はゴール前猛追して2着。その反動はなく中間シッカリと時計が出された。26日に栗東坂路で追われ、4F53秒9─38秒5─24秒9─12秒4(一杯)。仕掛けてからの反応が力強く、前走後更に調子を上げていると言っていいだろう。 ※関連情報 ★スーパーホーネット、グロリアスノアを管理する矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ」は要チェック! ★スマイルジャックに騎乗予定の三浦皇成騎手の公式ブログ「皇成?aim at the top?」は要チェック! ★アブソリュートに騎乗予定の田中勝春騎手の公式ブログ「カツハル日和」は要チェック! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!