【安田記念】戦国マイル戦線…末脚で切り裂けジャック！

美浦　南W　良　G前追う 78.3-64.5-50.9-38.2-13.4 　ウオッカ、カンパニーがターフを去り、ヴィクトリアマイルを制した女傑ブエナビスタも宝塚記念へ直行となった。どの馬にもチャンスがあり、さながら戦国乱世を迎えた感のあるマイル戦線。強烈な末脚が武器のスマイルジャックがここで一気に頂点獲りを狙う。 　前走、マイラーズCはある程度前につける競馬だったが、それでも前残りの流れを捉えきれず1番人気を裏切る5着。 「前というか内が残るレースで外から行ったぶんかな。接触など不利もあったし、それでも良く追い詰めての5着。序盤に折り合いもついていたし力負けしたとは感じていません」と、芝崎助手は前走を悲観視していない。　 　大目標へ向け、この中間は厩舎におかれ入念に調整されてきた。2週前、1週前追いは長めから意欲的な追い切りを敢行したが、ラストも集中力を保った走りで応えてみせ前走からの上積みは大きそうだ。そして迎えた2日の最終追い。主戦・三浦騎手が跨って先行僚馬2騎を追走、大外から強襲すると直線でさらに切れを増し、それぞれに大差をつけての先着フィニッシュとなった。6F78秒3はこの日の美浦南Wコースの一番時計だ。 　抜群の内容となったケイ古を終えた三浦騎手は「先週、今日と追い切りに乗りましたが。先週も今週も思った以上の動き。特に今日の併せ馬は先週以上に動きに軽さがあって、良いケイ古だったと思います。展開うんぬんではなく、ある程度前にいって自分の競馬で勝ちに行きたいですね。力は上位だと思っています」と、意気込みを隠さない。 　ケイ古を見守った小桧山師も「やはり好位からの競馬で流れに乗りたい」と大外一気一辺倒からの脱却を示唆。「マイルにこだわってここ2戦を使ってきたけど、いいローテーションでこれたと思う。力は間違いなく上位だから、あとは良馬場でスムーズな競馬になってくれればいいね」と、愛馬の地力を信じるコメントで締めくくっていた。 ※関連情報 ★スマイルジャックに騎乗する三浦騎手の公式ブログ「皇成 〜aim at the top〜 」は必見です！ ★その他のニュース、重賞追い切り速報などの【最新情報】 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の【レース情報】 ★競馬関係者のブログが満載の【ブログ王国】 ★気になるあの馬の能力値は？【指数Ｘ】は枠順確定後に無料公開