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【エプソムC】有力馬1週前レポート
今週末日曜日、東京競馬場では前半期の中央開催を締めくくる、エプソムC(GIII)が行われる。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! セイウンワンダー 今季初戦のマイラーズC(GII)は0秒3差4着。ひと叩きされ安田記念(GI)出走を目指していたが、除外となり、このレースに目標を切り替えられた。2日に栗東Pコースで追われ、6F79秒1─12秒2(一杯)。終いシッカリと伸び、大きなアクションで駆けぬけた。ひと叩きされた効果で馬体も大分絞れてきたようだ。 ゴールデンダリア 爪の病気からカムバックし、前走の新潟大賞典(GIII)では見事、重賞初制覇を成し遂げた。中間はWコースで乗り込まれ、2日に柴田善騎手を背に、南Wコースで追われ、5F67秒3─52秒0─37秒9─12秒8(馬なり)。抜群の気合を見せ、引っ張ったままの手応えで弾けた。フットワークに躍動感があり、馬体もはち切れんばかり。本格化ムード。 セイクリッドバレー 前走の新潟大賞典は、いい末脚で追い込むも0秒2差2着。復調気配を示す内容だった。2日に美浦坂路で追われ、4F51秒8─36秒9─24秒1─12秒0(一杯)。力強いフットワークでグングンと加速。ここに来て体調がグーンとアップしているようだ。胸前がぶ厚くなり、逞しく映る。前走時以上の状態で臨めるだろう。 サンライズマックス 近走はもうひと息の戦績が続いていており、間隔を空け立て直された。鉄砲実績【2.0.0.3】もあり、なんといっても一昨年のこのレースの覇者。巻き返しが注目される。4月下旬から栗東坂路で時計を出し、十分に乗り込まれてきた。2日に栗東CWコースで追われ、6F80秒6─12秒8(一杯)。併せたマサライト(準オープン)に遅れており、久々でまだ動きが重いようだ。今週の最終追い切りでの仕上がり具合が鍵になる。 トウショウウェイヴ 前走のメイSは上位3頭がいずれも内めを通っていたのに対して、1頭だけ外から追い込み0秒3差4着。東京6勝の申し子だが、コース取りの差で泣いた。最終週で芝の傷みも出てきており、外差し有利の馬場コンディションになれば一気の浮上がありそうだ。3日に美浦坂路で追われ、4F54秒3─37秒2─24秒6─12秒4(馬なり)。シッカリとした脚取りで登坂。馬体にも張りがある。 タケミカヅチ 叩き3戦目となった前走の京王杯SC(GII)は、前に行った組がスピードの持続力でなだれ込む展開となり、道中中団を進んでいた同馬にとっては不向きな流れになり0秒8差8着に敗れた。前走後は、1週間ほど宮城県の山元TCへリフレッシュ放牧に出され帰厩した。2日に美浦Wコースで追われ、6F84秒6─69秒1─54秒4─40秒2─12秒5(強め)。併せたグラスゴッド(1000万下)に先着。馬場の大外を首をグンと下げ、強いフットワークで駆けぬけた。長めから乗られたが、ラストもブレることなく迫力満点の伸び。元気一杯でいい頃の気配に戻ってきたようだ。 ※関連情報 ★トウショウウェイヴに騎乗予定の中舘英二騎手の公式ブログ「逃稿日記」は要チェック! ★ブレーヴハートに騎乗予定の田中勝春騎手の公式ブログ「カツハル日和」は要チェック! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!