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【安田記念】ショウワモダンが3連勝で混戦を制す

【安田記念】ショウワモダンが3連勝で混戦を制す

 6日、東京競馬場で行われた第11R・安田記念(GI・芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の8番人気ショウワモダン(牡6、美浦・杉浦)が直線で鋭く脚を伸ばして勝利。3連勝でGI初勝利を飾った。2着には6番人気スーパーホーネット、3着には5番人気スマイルジャックが入線した。1番人気リーチザクラウンは14着に終わった。  もう「時計がかかれば」「馬場が渋れば」とは言わせない。高速馬場で末脚を爆発させ、ショウワモダンが春のマイル王に輝いた。  マルカシェンクが出遅れた以外は各馬好スタート。大外枠のエーシンフォワードがハナを主張すると、これにキャプテントゥーレ、マイネルファルケ、リーチザクラウンが続く。トライアンフマーチ、スマイルジャックらが中団を形成し、ショウワモダンはその後ろの外めを追走。スーパーホーネットは後方4番手、さらに離れてファリダット、マルカシェンクが最後方から追走する。  前半600mの通過は33秒6。エーシンフォワードの作り出した速いペースでレースは流れ、勝負は直線へ。まずは好位にいたトライアンフマーチがエーシン、マイネルを交わしにかかり、残り200mで一旦は先頭に躍り出る。しかしそこに、ワンテンポ仕掛けを遅らせたショウワモダンとスーパーホーネットが並んで襲い掛かり、さらには内からスマイルジャックが懸命に脚を伸ばす。3頭の激しい首位争いとなったが、最後にショウワモダンがグイッとひと伸びし、2着のスーパーホーネットに半馬身の差をつけたところがゴール板。鞍上の後藤騎手は馬上で何度も雄たけびをあげ、喜びを爆発させた。  勝利騎手インタビューで後藤騎手は、「思い描いていた最高のレースができました。3、4コーナーを回った時には(8年前に同レースを制した)アドマイヤコジーンの時と同じ手応え、雰囲気を感じました。乗っていて気持ちよかったです」と笑顔。そして、「この短時間でこんなに変わるのか、と思うくらいここ数戦で馬がどんどん良くなっていました。これからまた、さらに進化するんじゃないかと思います」と、6歳の春で急成長を遂げた愛馬を褒め称えた。  なお、3頭が参戦した香港勢だったが、5着のサイトウィナーが最高着順だった。  勝ったショウワモダンは、父エアジハード、母ユメシバイという血統。父のエアジハードは99年の同レース勝ち馬で、父子2代での安田記念制覇となった。  配当は馬連12,640円、馬単26,640円、3連複53,850円、3連単348,740円。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!詳しいレース結果はコチラ

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