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【宝塚記念】有力馬1週前レポート

前走の反動はなし!GI5勝目に向け体調は万全のブエナビスタ

 今週末日曜日、阪神競馬場ではサマーグランプリ・宝塚記念(GI)が行われる。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! ブエナビスタ(ファン投票第1位) ドバイ遠征から帰国初戦となった前走のヴィクトリアマイル(GI)は、後方追走から直線大外に持ち出すと矢のような伸びを見せゴール前差し切ってV。GI4勝目を飾った。その後も激走の反動は見られず順調に調整され、16日に栗東CWコースで追われ、7F99秒5─12秒3(強め)。併せたアドマイヤプリンス(1600万下)に先着。相手が一杯に追われるのを横目に手綱はほとんど動かず、余力十分に駆けぬけた。素軽さ満点で好調持続。 ドリームジャーニー(ファン投票第2位) 昨年はサマーグランプリ・宝塚記念、そして暮れの有馬記念と両グランプリを制し、09年度の最優秀4歳以上牡馬を受賞。今季は京都記念(GII)3着から始動し、大阪杯(GII)3着から天皇賞・春(GI)を予定していたが、1週前追い切り後に右前脚の球節炎を発症して回避。その後は1週間ほど厩舎で経過を観察した後、グリーンウッドにおいて治療が施された。6月初旬に栗東TCに帰厩し、すぐに坂路で乗り込みを開始。順調に調整が積まれ、17日に池添騎手を背に栗東坂路で追われ、4F52秒6─38秒3─24秒6─12秒3(G前仕掛け)。右前脚の球節に負担をかけないよう坂路での追い切りとなったが、脚の回転の速いピッチ走法で登板。状態は徐々に上昇している。最終追い切りも大事をとって坂路で行われる予定だ。 レッドディザイア(ファン投票第3位) ブエナビスタ同様、ドバイ遠征帰国初戦はヴィクトリアマイルに出走。後方から直線勝負に賭けたが、もうひと伸びを欠き0秒1差4着。前走後は自厩舎で順調に調整された。16日に栗東坂路で追われ、4F51秒7─36秒9─24秒2─12秒4(一杯)。重馬場で力の要る馬場を力強いフットワークで駆け上がってきた。状態は前走以上といえるだろう。 ロジユニヴァース(ファン投票第4位) 昨年のダービー優勝後、トモに不安が出て10カ月の休養を余儀なくされた。久々の出走となった日経賞(GII)は、2番手を追走したものの、直線もうひと伸びを欠き0秒3差6着。休み明けとしてはマズマズの内容で、その後は天皇賞・春を目指していたが、体調が整わず回避し、宝塚記念に照準が絞られた。6月初旬に栗東CTへ入厩。17日に今回乗り替わる安藤勝騎手を背に、栗東CWコースで追われ6F80秒0─12秒3(G前仕掛け)。併せたダノンカモン(1600万下)に先着。デビュー戦を阪神競馬場で快勝しており、その際も栗東CTで調整されていた。ただし今回は坂路入りしたのが、1度だけとその辺りはトモの状態を考慮してのものだろう。動き自体は力強く、着実に良化しているようだ。 フォゲッタブル(ファン投票第9位) 前走の天皇賞・春は出遅れもあり、本来の走りができず6着。レース後の回復は早く、5月下旬から時計を出し始めた。16日に栗東Pコースで追われ、6F79秒5─12秒5(馬なり)。併せたキングストリート(1600万下)に先着した。自分からリズムを取って、弾むようなフットワークを披露。前走時にはない動きで、状態は明らかに上昇している。 ジャガーメイル(ファン投票第10位) 前走の天皇賞・春(GI)は直線素晴らしい脚で伸びを見せ快勝。重賞未勝利馬だったとは思えぬ脚力を発揮し、鞍上のウィリアムズ騎手をうならせた。前走後は宮城県の山元CTへリフレッシュ放牧に出され、6月中旬から美浦TCで時計を出し始めた。17日に石橋脩騎手(レースはウィリアムズ騎手)を背にPコースで追われ、6F79秒3─64秒2─50秒0─35秒9─11秒9(一杯)。外クォークスター(1000万下)、中サイオン(500万下)の最内に併せ併入。堀厩舎にしてはめずらしく、ビシッと追われた。ノビノビと走っていた前走時に比べると、いくらか筋肉が硬くなっているように見えたが、このひと追いで変わってくるだろう。今週の最終追い切りの動きが注目される。 アーネストリー(ファン投票第26位) 放牧明けの5カ月半ぶりとなった前走の金鯱賞(GII)を2番手から抜け出し、休みを挟んで重賞を連勝。前走後も反動は見られず順調。17日に佐藤哲騎手を背に栗東CWコースで追われ、7F98秒8─11秒8(一杯)。鞍上のゴーサインに瞬時に反応し、グングンと加速。全身を使ったフォームで駆けぬけた。胸前の筋肉がブ厚くなり、前走快勝後一段とパワーアップしたように見える。 スマートギア(ファン投票第29位) 前走の金鯱賞は前が残る展開の中、終い強烈な末脚で追い込んで3着。切れ味勝負ならGIでもヒケは取らない。前走後も坂路で調整され、16日に栗東坂路で追われ、4F51秒9─37秒8─24秒8─12秒4(強め)。首を上下に振り、いつもながらのリズミカルなフットワークで登板。体調は引き続き良好といえるだろう。 アクシオン(ファン投票第29位) 前走の金鯱賞(GII)は放牧明けの5カ月ぶりで7着。ひと叩きされての上昇が期待される。16日に美浦南Wコースで追われ、6F81秒0─65秒8─51秒5─38秒9─14秒0(一杯)。併せたタイセイダンサー(500万下)に遅れた。長めからハードに追われており、遅れは気にしなくていいだろう。ただ絶好時はもっと体を使って走れていたように思える。今週の最終追いでどこまで変わり身を見せられるか注目される。 ナカヤマフェスタ(ファン投票第43位) 放牧明けの4カ月半ぶりとなった前走のオープン特別・メトロポリタンSを直線鮮やかに抜け出して快勝。反動はなく順調に調整され、16日に柴田善騎手を背に美浦坂路で追われ、4F50秒8─36秒6─23秒7─11秒8(一杯)。併せたナカヤマスウェプト(500万下)に大きく先着した。活気溢れる走りを見せており体調は更にアップしているようだ。直前輸送を避け、17日に美浦TCを出発し、早めに栗東TCに入厩している。 ※関連情報 ★アクシオンに騎乗予定の藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は要チェック!レッドディザイアを管理する松永幹夫厩舎西橋貢介助手公式ブログ「ジョシュの奇妙な日記」は要チェック! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

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