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【土曜函館メイン/函館競馬場グランドオープン記念】復調ムード!フィールドベアー

得意の函館で浮上のきっかけを掴みたいフィールドベアー

 明日土曜、リニューアルした函館競馬場のメインレースとしてオープン特別のハンデ戦・函館競馬場グランドオープン記念(芝1800m)が組まれている。なお、このレースは函館はくぼ開催のため、メインは第9レース(発走15時25分)として行われる。 無冠の帝王といえるのがフィールドベアー。オープン特別では3勝を誇るも、重賞となると2着止まり。08年の函館記念(GIII)ではトーセンキャプテンにハナ差2着と苦杯をなめている。昨年は【3.5.0.1】と得意にしている函館開催がなく、浮上のきっかけを掴めず、ややスランプに入っていたが、前々走の大阪杯(GII)では0秒1差4着と、復調ムードを思わせる内容を示した。前走の天皇賞・春(GI)はさすがに相手が強く、大きく離されたが、4コーナーまで果敢に先行する積極策を取っていた。6月初旬から函館競馬場で時計を出され、順調に調整されている。ここの水が合っているようで、肌ツヤも目に見えて良くなっている。今年も巧者ぶりをいかんなく発揮してくれるだろう。 前走のオープン特別・大阪城Sは道中好位を追走し、直線で外に持ち出されると勢い良く伸び、2着に2馬身半差を付けて快勝。9歳馬ながらまだまだ元気一杯なのがマヤノライジンだ。前走後は放牧に出され、ここは3カ月半ぶりの出走も、5月下旬には函館競馬場に入厩し、態勢を整えてきた。函館競馬場とは相性が良く、06年函館記念(GIII)0秒3差3着、08年は巴賞を快勝し、続く函館記念(GIII)では0秒3差5着に健闘している。ひと叩きして函館記念(GIII、7月25日)が最大目標も軽視はできない存在といえそうだ。 今春2連勝し、上がり馬的な存在なのがスズカサンバ。前走のオープン特別・メイSは0秒6差6着に敗れたが、勝ったのはのちに安田記念(GI)を制したショウワモダンではマズマズの内容だったといえるだろう。先週まで美浦で調整され、今週は函館競馬場で追い切られた。状態は良好だが、差し一辺倒の脚質なだけに、開幕週で前が止まらない馬場をどう捌いてくるかがポイントになるだろう。 昨夏の札幌のクイーンS(GIII)では11番人気の低評価に反発し豪快に差し切り重賞初Vを決めたピエナビーナス。同じ平坦の函館も【3001】と得意としており、今年は“函館の女”を目指す。短期放牧明けで時計は今週、函館競馬場で追われた1本のみ。仕上がり早の牝馬とはいえ、調整不足は否めないだろう。目標はこの先のレースといったムード。 函館の申し子エリモハリアーは今年で10歳を迎えたが、まだまだ馬は若い。4度目の函館記念(GIII)制覇を目指し、前哨戦に挑む。その函館記念は05年→06年→07年と3連覇という偉業を達成、08年は0秒1差4着、昨年の函館開催はなく、2年ぶりに自分の“庭”に帰ってきた。前走の金鯱賞(GII)をひと叩きされ体調は徐々に上向いており侮れない。 54戦という豊富なキャリアを誇るのがマンハッタンスカイ。函館では好走歴があり08年函館記念(GIII)では好位追走から0秒1差3着という戦績を残している。前走のオープン特別・大阪?ハンブルクCはいつもとは異なる戦法を取り、後方から追い込む策に出たが、スローペースで差を詰めるのが精一杯だった。それでも勝ち馬とは0秒4差7着と差のない競馬。その後はリフレッシュ放牧に出され、6月初旬に一旦、栗東TCに帰厩し、坂路で2本追い切ったあと、函館競馬場へ移動した。入厩後も順調に調整され、心身ともにリラックスした雰囲気を受ける。近走結果は出ていないが、55キロのハンデ差を活かせば一変も十分にあるだろう。 ※関連情報 ★マヤノライジンに騎乗する藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は要チェック!スズカサンバに騎乗する吉田隼人騎手の公式ブログ「Hayato Area」は要チェック!キングトップガンに騎乗する上村洋行騎手の公式ブログ「うえちんのひとりごと」は要チェック!ベルモントルパンに騎乗する丸田恭介騎手の公式ブログ「丸太の寿司」は要チェック!その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

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