おしらせ
【バーデンバーデンC】直前追いで猛時計!態勢十分ジェイケイセラヴィ
今週日曜日、福島競馬場のメインレースとしてハンデ戦のオープン特別・バーデンバーデンC(芝1200m)が開催される。サマースプリントシリーズへ向けての重要な前哨戦となり、スプリント戦線で渋太く戦ってきた実力馬が激戦を繰り広げそうだ。なお「バーデンバーデン」とはドイツで有名な温泉保養都市の名で、同地のバーデンバーデン競馬場と福島競馬場が提携。その縁で「バーデンバーデンC」「JRAトロフィー」がそれぞれの競馬場で交換競走として実施されている。 ジェイケイセラヴィは同条件となる昨秋・福島民友Cの勝者。それを含めて福島芝1200mでは2戦2勝のコース巧者だ。骨折による休養をはさみ今回8カ月ぶりのレースになるが、帰厩後はここ目標に入念に乗り込まれており態勢は整っている。16日、美浦坂路で最終調整が行われたが渋った馬場のなか4F49秒7(強め)という猛時計をたたき出し、絶好調をアピール。鉄砲も苦にしないタイプであり、トップハンデ57キロの評価にたがわない好走が見られそうだ。 前走、テレビ愛知オープンは故障馬のあおりを受け16着に沈んだコスモベル。好調はキープできており得意の平坦コースでのレースで逆襲を狙う。1週前追いでは栗東坂路4F51秒9(馬なり)、16日の最終追いでも4F52秒1(馬なり)をマークし、状態は絶好だ。サマースプリントSへの進出をにらみ、陣営はここでの賞金加算に強い意気込みを見せている。 3歳春にスプリングS勝ち。皐月賞、ダービーに進出するなどクラシック戦線を賑わせたフライングアップルだが、前々走が初挑戦だった芝1200m戦で2着、休み明けの前走・春雷S(芝1200m)でも2着と6歳にしてこの路線に新味を見出した感がある。ひと息入ったが、ここへ向けての乗り込みは入念過ぎるほど。1週前に実質的な追い切り(美浦坂路4F50秒2)を終えており、16日のケイ古は馬なり調整となったが、スムーズな脚捌きから先行馬を楽々キャッチアップしてみせた。態勢万全だ。 ここ数戦はまったく結果が出ていないウエスタンビーナスだが、条件ベストのここなら、と着々と態勢を整えつつある。昨年このレースで0秒1差の4着、続くアイビスSDでの4着、そしてUHB杯2着と夏に強いところを見せており、今シーズンもこの季節に巻き返してきそうな雰囲気だ。16日の最終追いは美浦坂路で単走。終いだけ重点に追われ4F56秒2-1F12秒7(G前追う)とスムーズに伸びた。ハンデは昨年より2キロ減の52キロ、当然好勝負があっていい。 前走、準OPの駿風Sを勝利しオープンへの昇級初戦に挑むのがテイエムカゲムシャだ。長期休養明けだった昨暮の納屋橋Sを除き、ここ2年芝の短距離戦では複勝圏を外さない走りを続けている。使われ続けたほうがいいタイプで、この中間の動きもキビキビ。ハンデ54キロを利して上位進出をにらむ。 ※関連情報 ★ソルジャーズソングに騎乗の中舘英二騎手の公式ブログ「逃稿日記」は要チェック! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国もチェックしよう!