おしらせ
【日曜函館メイン/マリーンS】馬体絞れれば巻き返し必至のオーロマイスター
日曜日、函館競馬場のメインレースはオープン特別・マリーンS(ダ1700m)が組まれている。 前走のオープン特別・大沼Sは直線伸びを欠いて10着に終わったオーロマイスター。馬体重こそ4キロ増だったが、レース前から全体的に太く映る馬体をしていた。中間は調教量を強化し、中1週ながら、最終追いは函館競馬場のWコースで一杯に追われた。これで気配はガラリと変わってくるだろう。今春の根岸S(GIII)では、グロリアスノアの0秒2差3着の実績があり、パンとすれば、ここでは能力上位だろう。 叩き3戦目、今回は前走のハンデ戦から別定戦になり、斤量面(57→55キロ)で優位に立つのがエーシンモアオバー。前走は早めに競り掛けられる展開になったが、終い大きくバテることなく、0秒4差6着。同型馬タカオセンチュリーの出方は気になるが、単騎で行ければ、勝ち負けは必至だろう。 前走の大沼Sは前半後方を追走し、直線の入り口でも先頭との差はあったが、直線は馬群の中をグイグイと伸び、ゴール前先に抜け出したマチカネニホンバレをハナ差交わしてVを飾ったスターシップ。52キロという軽ハンデもあったが、外を回らず、馬群を突いてきた吉田隼人騎手のファインプレーも光った。前走後も順調に調整され、盛岡競馬場で行われる地方交流・マーキュリーC(7月19日、GIII、ダ2000m)にも選出されていたが、こちらに出走してきた。今回は別定戦で52キロ→57キロと斤量は増えるが、体調が上がっている時だけに、オープン特別連勝も十分にあるだろう。 今季好調なのがコロナグラフ。前々走の東海S(GII)こそ相手強化で速いペースになり、終い脚が上がり13着と大きく着順を落としたが、前走の大沼Sは0秒3差4着と差のない競馬。中団で脚を溜める収穫のある内容だった。今週の追い切りは函館競馬場のWコースで追われ、中1週でサッと流した程度だったが、軽快な動きを披露。体調の波が少なく引き続き注意が必要だろう。 前走の準オープン特別・上賀茂Sを勝って昇級戦を迎えるアドマイヤスワットだが、ここは形だけで、昨春はオープン特別のオアシスS(東京、ダ1600m)で0秒1差2着があり、実績面では気後れしないはず。前走後やや間隔は空いているが、先週は巴賞(芝1800m)にも登録があったように、仕上がり面での不安はないだろう。当該コースで快勝した実績もあり、伏兵以上の評価が必要だろう。 末脚でヒケを取らないのがクリールパッション。前走のオープン特別・オアシスSは久しぶりのマイル戦で、ペースに戸惑い11着と大敗したが、実績のあるコーナー4つの小回りコースなら巻き返しは可能だ。昨暮れのオープン特別・師走Sではここに出走しているオーロマイスター、フサイチピージェイ、スターシップらを抑えて快勝しており、目の離せない1頭といっていいだろう。 ※関連情報 ★オーロマイスターに騎乗する藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は要チェック! ★スターシップに騎乗する吉田隼人騎手の公式ブログ「Hayato Area」は要チェック! ★タカオセンチュリーを管理する矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ」は要チェック! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!