UMAJIN.net

おしらせ

【小倉記念】有力馬1週前レポート

末脚ならメンバー1を誇るスマートギア。鞍上武豊騎手の復帰に花を添えるか

 今週末日曜日、小倉競馬場では『サマー2000シリーズ第3弾』ハンデ重賞の小倉記念(GIII、芝2000m)が行われる。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! スマートギア 前走の宝塚記念(GI)は末脚不発に終わったが、展開が嵌れば上がり3F32秒台の豪脚を発揮する。昨夏の新潟では準オープン特別・天の川S(芝外2000m)で、上がり3F32秒2をマーク(2着)。中間も順調に乗られ、21日に栗東坂路で追われ、4F52秒1─37秒7─24秒7─12秒3(馬なり)。相変わらず弾力性に富んだフットワークで登坂。キビキビとした動きで好調子をキープしている。 鞍上には武豊騎手を予定。3月27日の落馬事故で左鎖骨などを骨折した武豊騎手。予想以上に完治するには時間がかかり、万全を期して、約4カ月ぶりの復帰となる。どんな騎乗を見せてくれるか週末が待ち遠しいところだ。 サンライズベガ 放牧明けの3カ月ぶりとなった前走の七夕賞(GIII)は、ゴール前大接戦の末、3着同着。スタートで出遅れてしまい、小回りコースを後方から追い込む厳しい競馬になったが、素晴らしい末脚を発揮した。25日の日曜日に坂路で追われ、4F55秒6─40秒1─26秒5─13秒3(馬なり)。ダイナミックな走りは相変わらずで、体全体を使いノビノビと走っていた。状態はさらに上向いているようだ。 アドマイヤオーラ 前走の福島のオープン特別・福島テレビオープンは、道悪が影響して直線伸びを欠いて3着。馬場のいい小倉で仕切り直しだ。21日に栗東坂路で追われ、4F58秒6─42秒9─28秒2─13秒9(馬なり)。この中間は夏場でオーバーワークを避けてか、コース追いから坂路に切り替えて追われている。動きそのものは完歩の大きな走りを見せており、至って順調。今週の最終追い切りできっちりと仕上がるだろう。 ドモナラズ 前走の七夕賞(GIII)で見事、重賞初制覇を叶えた上がり馬。中間のダメージは少なく、『サマー2000シリーズ』のチャンピオンの座を狙っての参戦になる。25日の日曜日に栗東坂路で追われ、4F55秒9─40秒9─26秒9─13秒6(馬なり)。前走時同様に力強い走りを見せており、調子落ちは感じられない。 バトルバニヤン 前走の七夕賞は早めに動いて3着同着。【3.2.0.1】の小倉巧者が、叩き3戦目でグーンと調子を上げて挑んできた。22日に栗東坂路で追われ、4F53秒0─37秒8─24秒8─12秒3(一杯)。活気溢れるフットワークで登坂。前走時より状態はさらにアップしているように感じられた。 ホワイトピルグリム 前走のオープン特別・巴賞は、スローペースの中、内枠で動くに動けず直線は外から伸びたものの届かず0秒2差4着。その後は14日に栗東TCに帰厩した。目一杯に走っていなかっただけに、ダメージは少なかった。22日に栗東坂路で追われ4F55秒0─39秒8─26秒1─13秒1(馬なり)。北海道帰りで、間隔は詰まっているが、中間は熱心に乗られている。素軽いフットワークで軽快に登坂しており、走りのリズムもいい。昨夏の小倉戦ではスマートギアを負かしているだけに、暑い時期に調子を上げるタイプといえるだろう。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

おしらせ一覧

PAGE TOP