【函館記念】マイネルスターリーが重賞初制覇

　25日、函館競馬場で行われた函館記念(GIII、芝2000m)は、ホワイト騎手騎乗の2番人気マイネルスターリー(牡5、栗東・加用)が、2着の1番人気ジャミールに3馬身半の差をつけ優勝。3着には5番人気ドリームサンデーが入った。 　やはり洋芝適性がものを言うレースだった。勝ったマイネルスターリーはこれまでの勝ち鞍全6勝のうち、実に5勝が北海道でのもの。まさに完勝といっていい内容で、混戦模様だったサマー2000シリーズ第2戦を制した。 　レースはスタートから出ムチをくれて先頭に立ったテイエムプリキュアが、他馬を大きく引き離して逃げを打つ展開。5馬身ほど開いてドリームサンデー、マヤノライジン、マンハッタンスカイらが続き、これを見るようにしてマイネルスターリー、ジャミールはちょうど中団付近を追走する。 　残り600mを過ぎてテイエムプリキュアが一杯になると、番手を追走していたマイネルスターリーがマクり気味に先頭へ。直線に入ると一気に後続を突き放し快勝、嬉しい重賞初制覇を飾った。直線半ばでようやくエンジンのかかったジャミールが2着を確保、3着には先行したドリームサンデーが粘り込んだ。 　鞍上のホワイト騎手は、短期免許を交付されて今週から日本での騎乗をスタートさせていたが、いきなりの重賞制覇。香港リーディングジョッキーの実力を日本のファンに見せつけた。 　配当は単勝570円、馬連1,540円、馬単3,190円、3連複4,080円、3連単20,350円。勝ったマイネルスターリーは、父スターオブコジーン、母スイートウインクという血統。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!