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【関屋記念】有力馬1週前追いレポート
今週末の日曜日、新潟競馬場では伝統の一戦・関屋記念(GIII、芝1600m)がメインレースとして行われる。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! セイクリッドバレー 前々走の新潟大賞典では大外からメンバー最速33秒8の末脚を繰り出し2着。得意のコースで重賞初制覇を狙う。前走エプソムC後はいったん放牧に出され、鋭気を養った。トレセンへ帰厩後は、目標をここ一本に据えて順調な調整が進んでいる。7月29日の1週前追い切りは美浦坂路コースで終いだけ伸ばされたが、仕掛けられてピッチが上がった時のスピード感はさすがのもの。ラスト1Fは12秒0でまとめ、持ち味である末脚の切れを再確認した。序盤に折り合えていたのも好材料。いい状態で最終追い切りに臨めそうだ。 マルカシェンク スタートで後手を踏むことが多く、信頼を置きづらいタイプではあるがハマった際の末脚の切れは絶品。前走のオープン特別・米子Sでは11番人気の低評価だったが、メンバー最速の上がり35秒2の脚を繰り出し勝ち馬に0秒4差の5着まで追い上げた。復調気配を感じさせる内容。もとよりケイ古では良く見せるタイプだが、この中間は踏み込みには力強さを見せ、脚捌きも素軽い。走りに集中してリラックスできている点にも好感が持てる。7月28日に栗東CWコースで格下馬と併せられたが、楽な手応えを保ったまま先着を果たし好調ぶりをアピールした。このレース2度目の制覇へ視界良好。 スピリタス 前走で準オープンを卒業した勢いで上位進出を睨む。勝ち味に遅いタイプではあるが、その反面キャリア通じての成績が【5.8.3.3】と安定感は抜群。8回ある2着もマイネルファルケ、アクシオン、ポルトフィーノなど勝たれた相手には錚々たるメンバーが揃っており、巡り合わせひとつでもっと早くから重賞戦線に並んでいてもおかしくない存在だった。前走後は重賞初挑戦となるここへ向け、いったん放牧に。7月21日に帰厩したが、牧場でも緩めず調整されておりさっそくキビキビした動きを見せている。7月28日には栗東坂路で追われ、4F55秒3-1F12秒9を馬なりでマークし、態勢整いつつあるところを披露した。 キャプテンベガ 名牝ベガの仔だけに、いまだ重賞タイトルに手が届かないのがもどかしい感もあるが前走エプソムCでは勝ち馬にタイム差なしの3着と迫ってみせた。7歳にして更に成長している感もあり、ここで悲願の初重賞勝ちがあって驚けない。この中間は除外もあってレース間隔は開いたが、コースと坂路を併用してしっかり乗り込まれている。精神面でも落ち着きが出てきたのはいい傾向だろう。28日は栗東CWコースで追われ序盤ゆったりと折り合いを見せたあと終い重点の仕掛けには機敏に反応し、鋭い伸びを披露(5F69秒4-1F12秒3/G前追う)。上位争いできるだけのデキにあると見ていいだろう。 ※関連情報 ★関屋記念に出走予定のムラマサノヨートーに騎乗する田中勝春騎手の公式ブログ「カツハル日和」をチェックしよう! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!