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【北九州記念】有力馬1週前追いレポート
今週末日曜日、小倉競馬場のメインレースとして行われるのはサマースプリントシリーズの第3戦、北九州記念(GIII、芝1200m)だ。この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! デグラーティア 2歳時のフェニックス賞、小倉2歳S、そして長期休養明けから復帰しての2戦目だった前走の北九州短距離S。小倉芝1200mでは3戦3勝のデグラーティアが、勢いに乗って2年ぶりの重賞制覇に挑む。ここ2走、休養前からは大幅なプラス体重で出ているが、ドッシリとして逞しくなった体つきを見る限り太め残りではなく成長分と捉えて良さそう。8日に栗東坂路でのケイ古は確認程度の内容だったが、追ってからの伸びは悪くなかった。レース間隔詰まっているが疲れはなさそう。馬体の充実度に精神面の落ちつきと、芯から馬が良くなっている感じだ。 サンダルフォン 昨年このレースの覇者。前走CBC賞では渋った馬場にノメるようなところがあって13着に終わっているが、この中間は連覇へ意欲的な乗り込みが続いている。4日の1週前追いでは序盤からビッシリ追われて5F64秒9-1F11秒8(一杯)をマーク。終いにはステッキも入る猛ゲキがかけられたが、しっかり反応してみせた。体全体から気迫が漲っているし、いい頃の凄みを取り戻してきた感がある。あとひと追いでキッチリ仕上がりそう。 ダッシャーゴーゴー 前走CBC賞では勝ち馬ヘッドライナーに0秒1差の2着と古馬と互角にやれる力を示した。中間はいったん放牧に出されリフレッシュ。7月中旬に帰厩した後は順調な乗り込みが続いており順調にタイムを詰めてきている。1週前追いとなった4日の栗東坂路調教では一杯に追われ、4F50秒2の自己ベストタイムをマーク。万全の仕上がり過程で、最終追いは確認程度で大丈夫だろう。力感のある動きに重量感ある馬体、ここへ来てさらにグンと成長を果たしている印象だ。2歳時に小倉2歳Sで2着とコース実績あるのも心強いところ。 メリッサ 前走の直線競馬アイビスSDは最下位18着。休み明けを叩かれ、上昇気配で臨んだレースでの思わぬ大敗だったが「初の直線に戸惑いがあった」と、陣営に悲観の色はない。 4日、栗東坂路での追い切りでは4F50秒0-1F13秒0(馬なり)と抜群の動きを披露しており、デキ落ちはなさそうだ。2連対ある小倉コースで逆襲に転じたい。 シャウトライン 久々だった前走アイビスSDで0秒3差の5着。久々の一戦を叩かれ、この中間は順当に気配を上昇させている。1週前追いとなった5日の栗東坂路調教では4F54秒1-1F13秒3(馬なり)。前走で馬体を減らしていたこともあって軽めの内容となったが、気合乗りは良く、やればいくらでも弾けそうな雰囲気があった。 ストリートスタイル 短期放牧からの帰厩後は順調に来ており、柔軟な動きを見せている。5日に栗東CWコースで追われたが、6F76秒5-1F12秒2(G前追う)と猛時計をマークし、仕上がりの良さをアピールしてみせた。前走テレビ愛知オープンでの17着は大きな不利があってのもの、スムーズな競馬が叶えば上位争いできそうなデキにある。 ※関連情報 ★シャウトラインに騎乗予定の浜中俊騎手が表紙! 「月刊UMAJIN9月号」は今月12日に発売! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!