【函館2歳S】マジカルポケットがハナ差で世代初重賞を制す

　8日、函館競馬場で行われた函館2歳S(GIII・芝1200m)は、安藤勝騎手騎乗の2番人気マジカルポケット(牡2、栗東・領家)が、2着の1番人気マイネショコラーデとの競り合いをハナ差制し優勝。勝ちタイムは1分11秒2。3着には3番人気ルリニガナが入った。 　タイセイファントムが先手を奪い、外で好発を決めたルリニガナは3、4番手。マジカルポケットがこれに続き、マイネショコラーデはスタート一息も外からジワジワとポジションを押し上げていく。 　4コーナーを回ったところでマイネショコラーデが楽な手応えで先頭に立つと、直後に控えていたマジカルポケットがこれに襲い掛かる。2頭の激しい競り合いとなったが、最後はマジカルポケットがハナ差でマイネショコラーデを退け、世代初の重賞ウィナーに輝いた。安藤勝己騎手、管理する領家調教師ともに函館2歳Sは初制覇となった。 　配当は単勝410円、馬連620円、馬単1,220円、3連複1,090円、3連単4,390円。 　勝ったマジカルポケットは父ジャングルポケット、母アズワーという血統。