おしらせ
【土曜小倉9R/フェニックス賞】前走圧勝再現!ブラウンワイルド
土曜日、小倉競馬場の9レースは2歳馬によるオープン特別・フェニックス賞(芝1200m)が組まれている。 小倉開幕週の新馬戦をレコードVで完勝したのがブラウンワイルド。好位で折り合い、直線で鞍上からゴーサインが出されると瞬時に反応し、弾けるような伸び脚を見せ、後続に6馬身もの差をつけるパーフェクトなレース内容だった。中間は栗東TCの坂路で調整。前走時の体調をしっかりとキープしており、連勝は十分にあるだろう。 “シゲル”軍団が賑やかだ。10年デビュー組は、冠名の後に「役職シリーズ」が名づけられ、ファンの人気を呼んでいる。そのトップを切って2勝目を目指すのが、シゲルキョクチョウだ。デビュー戦は外枠13番スタートもなんの、抜群のダッシュ力を見せ、スタートで2馬身のアドバンテージ。楽にハナを切ると後続馬を寄せ付けず、直線もシッカリと伸びて快勝。1年目の高倉稜騎手騎乗で、3キロ減の恩恵はあったが、勝ちっぷりにはまだまだ余力があった。鞍上は若手のホープで今が売り出し中、新人賞へまっしぐら、ここで一丁弾みをつけたい。 先週(8日)、小倉の未勝利戦を快勝して連闘で臨むのがフレイムヘイロー。2番手を追走し、直線追われるとシッカリと伸びて快勝。抜け出してから余力を感じさせる好内容だったし、馬体重も新馬戦から12キロ増と、逞しくなっていた。これならと陣営も連闘に踏み切ったのだろう。前走後はそのまま小倉競馬場に滞在。成長著しいときだけに、一気のオープン突破も十分にあるだろう。また鞍上の福永祐一騎手は、このレースとの相性が抜群。01年にシェーンクライトで制すると、翌02年はホーマンアピールで2着に敗れたものの、03?07年まで同レース5年連続制覇の偉業を達成。08年は出走がなく、昨年はエーシンホワイティで惜しくも2着という戦績。今年も“ミスター・フェニックス”の手腕に注目が集まる。 デビュー戦は阪神のダート戦(1200m)を使い8馬身差の圧勝劇を収めたのがホーマンルッツ。好位3番手から直線は弾かれたように伸びており、芝でもの予感は十分。間隔は空いたが、栗東TCの坂路で十分に乗られており、今週の最終追い切りではラスト2F12秒8─12秒1(4F54秒2)をマークし、好仕上がりをアピールした。小倉デビュー組を一蹴するシーンも十分にありそうだ。 セキセンキセキの前走は前半ダッシュが付かず、馬群の中を後方→中団と押し上げ、4コーナーで射程圏内に入れると、直線は馬場の真ん中から力強く伸びて未勝利V。馬群の中でも怯まない勝負根性が魅力で混戦になった際は注意が必要だろう。 ※関連情報 ★ブラウンワイルドに騎乗する浜中俊騎手が表紙! 「月刊UMAJIN9月号」は絶賛発売中! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!