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【レパードS】有力馬1週前追いレポート

兄にヴァーミリアン、サカラート。順調に調整されているソリタリーキングが初タイトルに挑む!

 今週末日曜日、新潟競馬場のメインレースとして行われるのは昨年新設された3歳のダート重賞・レパードS(重賞、ダ1800m)だ。国際的な格付けの規定によりグレードを得るには2年の実績を経ることが必要で、第2回となる今回は単なる“重賞”として開催される。来年度より「GII」もしくは「GIII」の格付けが与えられる見込み。それでは、この一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! ミラクルレジェンド JRAでのダート戦では3戦3勝、特に3勝目となったあおぎりSでは今回登録のあるソリタリーキングやミッキーバラードらを破っている。そして前走は牝馬ながらに挑んだ交流GI・ジャパンダートダービー(大井)だったが、勝ち馬に0秒1差の4着と健闘を見せた。世代トップクラスの力量馬といっていい。11日に栗東のポリトラックコースで併せ馬を行い、追走から楽な手応えを保ったまま2馬身先着のフィニッシュとなった。時計は平凡なものだったが、雄大なフットワークは迫力満点。精神的にも落ち着きが見られるあたりは好材料。一連の好調は維持できており、ここも牡馬勢と互角以上の戦いができそう。 ソリタリーキング 兄にダートGI9勝のヴァーミリアン。3カ月の休み明けで臨んだあおぎりSではミラクルレジェンドらの後塵を拝しまさかの4着に終わったが、続く鷹取特別(7/4)では骨っぽい古馬勢との争いを制し地力の確かさをアピールした。その後はここを目標に据え、コースと坂路を併用した入念な乗り込みが続けられている。肩先から胸前にかけての筋肉のボリュームがグッと増し、ここへ来て更に力を付けている印象だ。11日は栗東坂路で一杯に追われ、4F52秒9-1F13秒6。終いやや要したが、併せた古馬との追い比べには闘志をあらわにし渋太く先着している。偉大な兄も時計は目立たないタイプだ。 ビッグバン 中央に転入後は不振が続いていたが、前々走の昇竜Sで0秒1差の5着と復調気配を見せると、前走は古馬相手の準オープン戦でこちらも0秒1差の3着とメドの立つ走り。ホッカイドウ競馬の2歳王者が勢いを取り戻しつつある。12日、美浦北Cコースでの追い切りでは古馬を大きく追走。一杯にしごかれる相手を尻目に余力たっぷりのまま同入フィニッシュを果たしてみせた。ケイ古駆けするタイプであるのを差し引いても、気配の良さが目立つ。持ち時計は最上位。締まった馬場なら大きく浮上も。 ミッキーバラード 昇竜Sで0秒1差の6着、あおぎりSでは0秒4差の3着。同世代との対決で渋太い走りを続け、初の古馬との対戦となった前走・天草特別では2着に2馬身半差をつける快勝劇を演じた。11日に栗東ポリトラックで僚馬ヴェラブランカ(古馬500万下)と併せられ、1馬身遅れての入線。脚色でも見劣っており、やや懸念の残る内容となった。休みなく使われてきた分の疲れか。スッと好位につけられる先行力が魅力で、先行有利とされる新潟ダートなら上位争いがあっていいが、最終追いでどこまで動けるかに注目したい。 プレシャスジェムズ 函館入りして2勝を挙げた上がり馬。前走は芝の準オープン・漁火Sだったが、2秒4差の最下位はご愛嬌といったところで度外視していい。美浦に帰ってからもキビキビした動きを見せており、デキ落ちはなさそう。11日に美浦の北Cコースで追われ6F85秒7-1F13秒0(馬なり)をマーク。時計こそ平凡だが、行きっぷりの良さは目を惹くものがあった。 ロンギングスター 昨年11月の新馬戦で2着に3馬身半差の圧勝。その後出遅れ癖が祟り出世が遅れたが、ひと息入れた今年6月の500万下戦でまたまた3馬身半差をつける圧勝劇を演じた。走破時計そのものも優秀で、素材ではこのクラスでもまったく見劣りしない。新馬、休み明けでそれぞれ勝利を挙げているように間隔をあけたほうがいいタイプ。2勝目を挙げたレース後はここを目標に据えてじっくりとした調整が続けられている。11日は美浦ポリトラックで4馬身近く先行した僚馬を追走、テンからラストまでビッシリ追われ同入となる意欲的な内容を消化した。これで闘志への着火は完了、いい状態で最終追いを迎えられそうだ。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」はコチラ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

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