おしらせ
【土曜新潟メイン/BSN賞】益々快調!アースサウンド
あす土曜日、新潟競馬場のメインレースはオープン特別・BSN賞(ダート1200m)が組まれている。 前走の準オープン特別・越後Sは不良馬場で、52キロの軽ハンデが味方したとはいえ見事な勝ちっぷりを見せたのがアースサウンド。2番手から直線抜け出すとゴール前は後続に2馬身半差をつけていた。初の古馬相手も堂々としたレースぶりを披露。中間は反動なく順調に美浦TCの坂路で調整が積まれ、今週もハツラツとした動きで登坂。前走後更に調子を上げているようだ。状態の良さを活かせれば、ここも突破できるだろう。 鞍上の内田博騎手とは2年ぶりのコンビとなるのがトーホウドルチェ。そのとき(08年3月29日、阪神)は2番手から手応え十分に直線に向くとゴール前のマッチレースを制している。今季は交流重賞を勝つなど充実したシーズンを送っており、船橋の交流GIII・マリーンCを勝ち、続く天王山Sはのちの、交流GIII・クラスターCを勝ったサマーウインドの2着。前走、川崎の交流GIII・スパーキングLCはラヴェリータの2着と実に安定した戦績を残す。ここも上位争いは必至とみていいだろう。 前走のオープン特別・NST賞を逃げ切ったアウトクラトールは、この中間も至って順調。一旦、栗東TC近郊のグリーンウッドへ放牧に出され、8月下旬に栗東TCへ帰厩。坂路で乗り込まれてきた。放牧先のグリーンウッドでもキッチリ乗られていたようで、重め感のない仕上がり。前走は逃げて勝利を収めているが、ハナにこだわるタイプではなく新潟3勝の巧者ぶりを発揮すれば、連勝も十分あるだろう。 前走の準オープン特別・深草Sを直線馬群の中から抜け出して快勝したファイナルスコアー。この中間は北海道の社台ファームでリフレッシュ放牧へ出ていた。8月中旬に美浦TCへ帰厩し、このレースを復帰戦に定め調整されてきた。最終追い切りでは杉浦調教師を背にWコースで3頭併せ。モヤのため道中の動きは確認できなかったが、ラストを1F12秒7で先着。ひと息入っているせいか、まだ本来の動きではなかったが、このひと追いでキッチリと態勢を整えてくるだろう。 6月5日のオープン特別・天王山S(京都、ダート1200m)8着以来、久々になるのがグランドラッチ。8月中旬から栗東TCの坂路&Pコースで調整されてきた。今週の最終追いは、栗東坂路で追われ4F54秒2、ラスト2Fを12秒6─12秒4でフィニッシュした。大型馬だが、ひと追い毎に絞れてきており、持ち味の末脚を活かせる展開になれば、出番はあるだろう。 前走の準オープン特別・越後Sは、不良馬場のため、いつもの後方待機策からではなく、中団前めのポジションからレースを進めたマハーバリプラム。直線は良く追い詰めたものの、勝ち馬にまるで水かきが付いているような走りをされ2着。敗れはしたが、自分の形ではない戦法から終いシッカリ伸びており、今の充実ぶりを物語る走りを見せていた。まだ準オープンの身だが、決め手はオープン級。牝馬で53キロという斤量面も優位に立つ。 ※関連情報 ★グランドラッチに騎乗する田中勝春騎手の公式ブログ「カツハル日和」は要チェック! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!