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【セントウルS】有力馬1週前追いレポート
今週日曜日、阪神競馬場のメインレースは2010年サマースプリントシリーズの最終戦・セントウルS(GII、芝1200m)だ。秋のスプリント王座決定戦・スプリンターズS(10/3 中山競馬場 GI、芝1200m)へ向けての重要な前哨戦でもあるこの一戦に出走を予定している有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! キンシャサノキセキ 今年の高松宮記念の勝ち馬がスプリント王座の春秋制覇を狙い、ここで復帰戦に挑む。放牧から8月上旬に帰厩後、馬なり中心に丹念に乗り込まれてきた。追われるごとに気合乗りを増しており、調整は順調そのもの。2日は美浦ポリトラックコースで長めから追われ、6F82秒5-1F12秒7(馬なり)をマーク。掛かることなく落ち着きは十分。道中ノビノビとした走りを見せ、ラストもしっかりと弾けた。好調時と遜色ない動きで、最終追いでキッチリ仕上がってきそう。懸念は自身初めて背負う斤量59キロだけ。 メリッサ 直線競馬のアイビスSDは殿負けに沈んだが、前走北九州記念では見事な変わり身を見せ重賞初制覇。現在サマースプリントシリーズはGIIIを連勝したワンカラットが20Pでトップだが、メリッサがここで勝てば22P。逆転優勝のかかったレースになる。前走後も反動は少なく、調整は順調。躍動感のある動きが印象的で、一連の好調キープは間違いないところだ。1日は栗東坂路で追われて4F53秒5-1F12秒6(馬なり)。余力たっぷりのままラストで上々の伸びを見せた。阪神芝では良績ないが、目下の充実度なら克服も。 スカイノダン 格上挑戦だった北九州記念で2着。それを含めて4戦連続連対と、ここへ来て着実に地力を強化してきた感がある。トモのあたりが強化されフットワークは以前より雄大に見せているし、気持ちの面でも余裕を感じさせており、この夏心身両面で大きな進境を遂げたと言っていいだろう。2日は栗東坂路で併せ馬となったが、余裕残しの脚色で4F55秒3-1F11秒7(G前追う)とラストは切れに切れて相手を突き放した。斤量3キロ増に相手強化と条件は楽ではないが、この勢いなら。 ダッシャーゴーゴー 前走北九州記念では2番人気に推されるも、道中再三の不利が祟って11着に終わった。古馬と互角にやれるのはCBC賞2着で証明済みで、ここで巻き返したい。前走が消化不良気味のレースだっただけにダメージは少なく、この中間はすぐに乗り始められ順調にメニューを消化している。1日は栗東CWコースでの併せ馬で気合いを注入。5日は坂路で追われると、ラスト2ハロン11.9-11.8というハイラップを馬なりで刻んだ。デキは絶好。 グリーンバーディー セントウルSは国際シリーズ「2010年グローバルスプリントチャレンジ(GSC)」の第5戦でもある。レベルの高い香港スプリント戦線で戦ってきた本馬は、前走シンガポールの国際GI・クリスフライヤーインターナショナルスプリントで初GI制覇。国際レーティングは118でキンシャサノキセキ115を凌ぐ。2日に日本へ到着した後は、白井の競馬学校でキャンター中心の調整。輸送の疲れを見せず、順調そうだ。目標はスプリンターズS(GSC第6戦)だろうが、鉄砲駆けするタイプでもあり、あっさりというシーンまで考えておきたい。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!