【エルムS】クリールパッションが重賞初制覇!!本格化をアピール!!

　20日、札幌競馬場で行われたエルムS(GIII、ダ1700m)は、2番人気のクリールパッション(牡5、美浦・相沢)が勝ち重賞初制覇。前走のしらかばSに続く連勝で、本格化を大きくアピールした。勝ち時計は1分43秒5。 　レースは例によって1番人気のエーシンモアオバー(牡4、栗東・沖)がハナを切る流れ。そんな中、クリールパッションは中団の内で脚を溜めてチャンスをうかがった。3コーナーでオーロマイスター(牡5、美浦・大久保洋)が早めに動くと、それに付いて行くように先行集団に進出。最終コーナーで外に出し、残り50mで前をキッチリ捕えて最初にゴール板を駆け抜けた。 　津村騎手は「最内枠だったので馬群を上手く捌くことを心掛けて乗りました。前走と同じように3、4コーナーで外に出せて上手く運べましたね。もっと力を付けてくれると思うので、これから本当に楽しみです」と話した。 　2着は3/4馬身差で、先に抜け出して粘った5番人気のオーロマイスター。エーシンモアオバーはマイペースで逃げることができたものの、最後は決め手の差が出て3着。帝王賞4着以来の実戦となったアドマイヤスバル(牡7、栗東・中尾)は、久々の影響か勝負どころの反応が悪く、掲示板を確保(5着)するのが精一杯だった。 　配当は単勝370円、馬連1750円、馬単3020円、3連複1330円、3連単9100円。勝ったクリールパッションは父ワイルドラッシュ、母イマジネーションという血統。鞍上の津村騎手は先週の京成杯AHに続き、2週連続での重賞制覇となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は？「指数X」は枠順確定後に無料公開!