おしらせ
【セントライト記念】菊へ前進!!クォークスターが惜敗に終止符!!
19日、中山競馬場で行われた菊花賞トライアル・セントライト記念(GII、芝2200m)は、4番人気のクォークスター(牡3、美浦・堀)が勝ち、ダービーに出られなかった無念をここで見事に晴らした。これまで、きさらぎ賞、ラジオNIKKEI賞と重賞に挑戦してきたが、3度目の正直で嬉しい重賞タイトルを獲得。菊花賞への優先出走権を手にした。 レースは大方の予想通り、3連勝中で3番人気に支持されていたヤマニンエルブ(牡3、栗東・村山)が単騎で逃げる展開。2番手以下を大きく引き離し、1000m通過が58秒7というハイラップで飛ばした。各馬が徐々に仕掛け始める勝負どころに入っても差は一向に詰まらず、直線に向いた時点で後続との差は10?12馬身。誰もがヤマニンエルブの逃げ切りと思ったことだろう。 がしかし、道中は後ろから2番目の位置で脚を温存していたクォークスターが、2番手以下の馬を4コーナーから直線半ばで外からまとめてかわすと、坂を上がった後も勢いが衰えることなく鋭伸。最後の最後で逃げ粘るヤマニンエルブをクビ差かわし、惜敗続きに終止符を打った。 藤岡佑騎手は「今日は馬場もよく、スローペースだと思ったので前に行きたかったが、行けませんでした。でもそれが終いの脚に繋がって、最後までしっかり伸びてくれました。自在な競馬ができる馬ですね」とレース後に話した。 ダービー4着馬で1番人気に推されていたゲシュタルト(牡3、栗東・長浜)は道中2、3番手で積極的にレースを進めたが、4コーナーで手応えが怪しくなり失速、14着に敗れた。2番人気のアロマカフェ(牡3、美浦・小島太)は好位の内をロスなく追走。直線でも内から渋太く脚を伸ばしたが、3着までに入るのが精一杯だった。 配当は単勝640円、馬連2040円、馬単4430円、3連複3110円、3連単19020円。勝ったクォークスターは父アグネスタキオン、母フェスタデルドンナという血統。菊の本番でも楽しみな馬が、また1頭登場した。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!