【神戸新聞杯】ローズキングダムがマッチレース制す!!

　26日、阪神競馬場で行われた菊花賞トライアル、第10R・第58回神戸新聞杯(GII、芝2400m)は、単勝3.0倍の2番人気のローズキングダム(牡3、栗東・橋口)が、ダービー馬エイシンフラッシュとのマッチレースを制した。 　春から22キロ増で臨んだダービー2着馬ローズキングダム。道中はスローペース（1000ｍ通過63秒1）の5?6番手のインコースで折り合いに専念。4コーナーで馬群が密集し、直線の入り口では開いた1頭分のスペースをめぐり、エイシンフラッシュと接触する場面もあったが、内側に進路を変えると馬群を割って伸びてきた。坂を上がってからはエイシンフラッシュとの一騎打ち。ゴール前クビ差グイッと出て、ダービーの雪辱を果たした。勝ち時計は2分25秒9。 　勝った武豊騎手は「本当に強い馬ですね。印象通り、素直にいい馬だなと思いました。僕自身、春のクラシックは乗れなかったので、（次走は）最後の1冠はいいレースをしたいです」と、ラスト1冠に向けての意気込みを語った。 　ダービー馬エイシンフラッシュは春からの馬体重は増減なしで出走。道中のポジションは中団馬群の中。折り合いに専念しながら進み、直線の入り口ではローズキングダムと接触する場面があったが、馬群から抜け出してきた。最後叩き合いに屈したが、ダービー馬らしさを十分にみせていた。 　前半逃げていたビッグウィークは、途中からネオヴァンドームにハナを譲る形になったが、自分のペースを守り、直線シッカリ伸びて3着に入線した。なおこのレースの3着馬までに菊花賞への優先出走権が与えられる。 　配当は単勝300円、馬連240円、馬単560円、3連複770円、3連単2,570円と堅く収まった。勝ったローズキングダムは、父キングカメハメハ、母ローズバドという血統。09年のGI・朝日杯フューチュリティＳ馬で、その他、重賞は東京スポーツ杯2歳S（09年GIII）、計3勝。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!