【シリウスS】良血開花! キングスエンブレムが快勝!!

　2日、阪神競馬場で行われた重賞・第14回シリウスS(GIII・ダ2000m)は、ダート重賞初挑戦ながら、その血統的背景から単勝3.5倍の1番人気に推されたキングスエンブレム（牡5、栗東・石坂）が、粘るラヴェリータ（牝4、栗東・松元）を直線なかばで交わし快勝。重賞初制覇を飾った。 　兄はヴァーミリアン、サカラート。弟がソリタリーキング。スカーレットレディを母に持つダート界の良血キングスエンブレムだが、気性的な問題からここまでは出世が遅れていた。ここへ来ての重賞初制覇で、やはりダートでのポテンシャルは高い。偉大なる兄に続きGIの舞台で輝けるか、今後に注目だ。 　なお3着には人気薄のチョイワルグランパ（牡4、栗東・森）が入線し、配当は単勝350円、馬連1,480円、馬単2,390円、3連複18,620円、3連単70,450円と、3連馬券が高配当に。勝ったキングスエンブレムは、父ウォーエンブレム、母スカーレットレディという血統。 　2番人気のモンテクリスエスは、ブリンカーの効果がありすぎたのか、いつもの待機策ではなく先行する形に。結局、末が甘くなり7着に敗れた。また、3番人気のマイネルアワグラスは、スタートで後手を踏み、直線追い込むも5着までが精一杯だった。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!