【東京盃・大井】サマーウインドが薄氷を踏む勝利!!

　6日(水)、大井競馬場で行われた第10R・第44回東京盃・(交流GII、ダ1200m)は、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に支持された中央のサマーウインド(牡5、栗東・庄野)が、地元大井の4番人気ヤサカファイン(牡4、大井・鷹見浩)の猛追をハナ差凌いで勝利。前走クラスターC(GIII)に続き、2つ目の重賞制覇を飾った。 　サマーウインド、いつものようにポコッとゲートを出てしまったが、慌てず騒がず馬なりのまま前へ。逃げるナイキマドリード(牡4、船橋・川島正行)を3角で捕らえると、先頭のまま直線へ向かう。 　そのまま独走かと思われたが、ロスなく内で脚を溜めていたヤサカファインがラスト100mで猛追。最後はクビの上げ下げになったが、写真判定の結果わずかにサマーウインドがハナ差制していた。 　他の中央勢は3番人気ミリオンディスク(牡6、栗東・荒川)が3着、2番人気スーニ(牡4、栗東・吉田)はテンから追っつけ通しで、いいところなく5着に敗れている。 　なお、配当は単勝130円、馬連1,030円、馬単1,320円、3連複920円、3連単3,320円。2着に地元のヤサカスマイルが善戦したが、落ち着いた配当となった。 　サマーウインドの鞍上・藤岡佑騎手は「差されたかと思いましたが、勝っていてホッとしました。今日は次(JBCスプリント)のことを考えて、強気に乗ろうと思っていたので、着差以上に強い競馬だったと思います。次はスタートに気をつけ、頑張りたいです」と、次戦・GIへの意気込みを語った。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!