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【京都大賞典】有力馬1週前追いレポート
秋のGI戦線へ向けて、西では京都大賞典(GII、芝2400m)が今週末日曜日に京都競馬場で行われる。今年も中?長距離路線の実績馬が天皇賞(秋)の前哨戦として出走を予定しており、その中から有力馬たちの1週前追いの模様を詳細レポート! オウケンブルースリ ウオッカとの激戦の末、ハナ差に泣いたジャパンCが去年の11月。第69代・菊花賞馬のオウケンブルースリが、約10ヶ月ぶりにターフに戻ってくる。先月29日の1週前追いは重馬場の栗東・坂路で行われ、僚馬・ノルマンディー(3歳500万下)との併せ馬で登坂。タイムは4F51秒4-12秒8(一杯)をマークした。格下馬相手に手応えで劣り、また馬体にも以前のような張りが見られず、まだ本調子ではなさそう。今週の最終追い切りでどこまで本来の姿に戻れるかが、ポイントになりそうだ。 フォゲッタブル 良血馬のフォゲッタブルは、秋の飛躍に向けここできっかけを掴みたい。春はGIに2戦出走し、ともに期待を裏切る結果。昨年の秋に見せた勢いがなかった。先月29日の1週前追い切りは栗東のポリトラックで行われ、キングストリート(古馬オープン)との併せ馬で調整。タイムは6F79秒0-1F12秒8(一杯)で、一杯に追われるパートナーから3馬身遅れをとった。こちらも今の時点ではまだ本調子とは言えそうになく、最終追い切りでどこまで良化するかが好走のカギになりそうだ。 メイショウベルーガ 現役馬屈指の鋭い末脚が武器のメイショウベルーガ。前走の新潟記念では、外から勢いよく伸びてきて勝ち馬から0秒1差の4着。負けてなお強しの競馬であった。先月29日に行われた1週前追いは重馬場の栗東・坂路で調整され、一杯に追われて4F52秒6-1F12秒3をマークした。ケイ古で見せたフットワークは素軽く、休み明けを叩いて良化しているのは間違いなさそう。この馬も、最終追い切りに注目したい。 スマートギア 重賞では2着3回、3着2回とあと一歩のところで勝ちきれず、歯がゆい競馬が続くスマートギア。先月29日の1週前追い切りは重馬場の栗東・坂路で行われ、馬なりで4F54秒1-1F12秒5を記録した。春先からここまでコンスタントに使われているが、疲れは全く感じさせない動き。フットワークも素軽くて躍動感に溢れていた。このデキならば、今回悲願である重賞初制覇の可能性もありそう。 プロヴィナージュ 5歳牝馬のプロヴィナージュは、前走の朝日CCで勝ち馬・キャプテントゥーレから0秒3差の2着。春からここまで、比較的安定した成績を残すようになってきた。この中間は栗東に滞在しており、先月30日の1週前追いは栗東ウッドコース(稍重)で行われた。ブルーミングアレー(3歳1600万下)との併せ馬で調整され、6F85秒2-1F11秒8(G前追う)を計時し、パートナーにクビ差先着。好調維持をアピールした。目標であるエリザベス女王杯に向け、ここで好走し弾みをつけたい。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!