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【デイリー杯2歳S】有力馬1週前追いレポート
今週土曜日、京都競馬場のメインレースはデイリー杯2歳S(GII、芝1600m)が組まれている。例年出走メンバーのレベルは高く、07年優勝馬・キャプテントゥーレはその後に皐月賞を制した。今後を占う上で必見のデイリー杯2歳Sへ、出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! レーヴディソール 半兄に2009年の青葉賞優勝馬・アプレザンレーヴのいる良血馬。本馬のデビューは札幌1500m。道中は内ラチ沿いの中団からレースを進め、直線で外に出されると鋭い末脚を披露。前にいた7頭を一気に抜き去り、快勝した。レース後は栗東TCへ帰厩して調整され、6日の1週前追い切りは栗東・CWで菊花賞に出走予定の半兄・レーヴドリアンとの併せ馬を行った。タイムは6F86秒2-3F42秒2-1F13秒3(馬なり)を記録し、同じく馬なりのパートナーに1馬身先着した。力強いフットワークで、好調を維持している。 メイショウナルト 1200mのデビュー戦こそ2着に敗れたものの、1800mの2戦目では先行して抜け出すと5馬身差の圧勝。前走の野路菊Sではウインバリアシオンの2着に敗れたが、相手が強すぎただけで、本馬は重賞制覇のポテンシャルは十分持っている。この中間も順調に調整が進み、1週前追い切りは6日に栗東・ポリトラックコースで主戦の幸騎手を背に行われた。一杯に追われて6F76秒4-3F36秒6-1F12秒3の破格のタイムをマークし、デキの良さをアピールした。絶好調の新種牡馬・ハーツクライ産駒の重賞初制覇は、このレースかもしれない。 エイシンオスマン デビューは早く、6月の阪神開催。デビュー戦はアヴェンチュラから3馬身半差の2着に敗れたが、勝ち馬は後の札幌2歳S2着馬。能力のあるところは十分に示し、2戦目の未勝利戦では順当に勝ちを収めた。この中間は坂路主体で乗り込まれ、7日の1週前追い切りでは栗東・坂路を駆け抜けた。4F54秒7-1F11秒9を計時し、鋭いキレ味を見せた。前走後は短期放牧に出されリフレッシュ。早くから目標をここに定めており、デキに不安はなさそうだ。 クリーンエコロジー 前走の新潟2歳Sでは、デビュー戦の内容が評価され1番人気に支持されたものの、道中は折り合いを欠き、直線では見せ場なく後退。結果は10着と人気を大きく裏切った。この中間は坂路中心のメニューをこなし、6日の1週前追い切りでは栗東・CWでの調整。長めを追われて6F82秒7-3F39秒9-1F13秒3(G前追う)を記録し、好調をアピールした。ただ、好走には精神面での成長が必要かもしれない。 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!