【スワンS】復調急!　グランプリエンゼル!!

栗東 坂路 良 馬なり 52.3-37.7-24.9-12.6 　前走で約1年3カ月ぶりの勝利を飾ったグランプリエンゼル。09年のNHKマイルCで3着に好走すると、続く函館スプリントSを3歳馬ながら制覇。「スプリント界を背負ってたつか？」と将来を嘱望されたが、その後は不遇の時代が続く。不利などに泣かされるレースもあり、まさかの9連敗。ファンの間では「早熟なのか？」との声も聞かれた。 　しかし前走のオパールSは目の覚めるような末脚を披露。道悪も味方したとはいえ、上がり34秒4の脚で一気に差し切ったのだから、これは復活が近いと見ていいだろう。中2週のスワンSでふたつ目の重賞タイトルを狙う。 　最終追いは藤岡佑騎手を背に坂路に登場。ハロー明けの走りやすい時間帯だったとはいえ、単走、馬なりで52秒3の時計をマーク。これだけ動ければ十分だろう。間隔は詰まっているが至って順調だ。 　同馬を管理する矢作師は「最近は差す競馬が板についてきたね。今週も天気はあまり良くないのかな」と、道悪での前走の再現を目論む。また今回は1ハロンの距離延長となるが、その点についても「今なら1400ｍも大丈夫」と、意に介していない。「あえて不安があるとすれば55キロだけど、それでも状態はいいから楽しみ」と、レースが待ち遠しい様子だ。 ※関連ニュース ★藤岡佑介騎手がJRA通算400勝達成!! ★【函館スプリントＳ】軽量味方にグランプリエンゼルが初重賞！ ※関連情報 ★スーパーホーネットを管理する矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ」は要チェック！ ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!