おしらせ
【天皇賞・秋】ジャガー&アリゼオ 堀軍団が打倒ブエナに絶好ムード!
アリゼオ 美浦 南W 良 馬なり 54.0-39.5-13.6 ジャガーメイル 美浦 南P 良 G前追う 50.3-36.4-12.0 今シーズンはGI2勝を含む、東西トップの重賞6勝。勢いに乗る堀厩舎が大一番、天皇賞・秋に2頭出しで挑む。 もっとも“直結イメージ”が強い前哨戦、毎日王冠を勝利したのが3歳馬アリゼオだ。GI馬ショウワモダンや同じ3歳の強豪ペルーサらが苦しむのを尻目に、インから巧妙に立ち回ってのV。地力の高さを改めて証明するとともに、折り合い面の進境も光ったレースぶりだった。「インが開いたという点では運が良かったかもしれないけど、しっかり折り合ってゴール前では鋭く伸びた。強い内容だったと思います」と、担当の橋本助手も精神面での成長を強調している。 そして宝塚記念から直行、ぶっつけで臨んでくるのが春の盾を鋭い末脚で制したジャガーメイルだ。ここで勝てば07年のメイショウサムソン以来となる天皇賞春秋連覇となる。宝塚記念後は休養に充て、9月中旬に美浦へ帰厩。以来入念な乗り込みが続けられており、調整は順調だ。1週前追いとなった21日の美浦ポリラックコースでの調教では、大きく先行した相手を長めから追走する意欲的な内容を消化。弾むようなフットワークで進むと、直線でもスパッと切れに切れて同入に持ち込んだ。タイムも出色の好時計をマーク。これが実質の本追い切りで、態勢は十分に整ったと見ていい。 そして迎えた本日28日の最終追い。アリゼオはウッドコースで2頭を先行させる併せ馬となった。終始楽な手応えのまま最後方から追走、直線でインに潜り込むとそのままそれぞれにクビ差ほど先着。鞍上の手綱はもったままで、仕掛ければいくらでも突き放せそうな雰囲気。静に徹した内容だったが、その分“本番”での弾けっぷりが楽しみになる最終リハとなった。 そしてジャガーメイルも最終追いを敢行。石橋脩騎手(本番はホワイト騎手)がまたがり、ポリトラックコースを単走。先週ビッシリやったぶん確認程度の内容となったがゴール前でのスピードの乗りは抜群で、ぶっつけでも不安なし、を大いにアピールしてみせた。 「我慢がきいて、いい動きでしたね」と、アリゼオについて橋本助手は改めて精神面の進境を強調。「距離延長は心配ないがさすがに相手は強くなるし、頭数も多くなる。ここで競馬を覚えてさらに成長して欲しいですね、ただ荒れた馬場で結果を出しているので、雨が降ってくれれば有利になるでしょうね。使った上積みもあるし、福永騎手もニ度目。いい競馬にできると思います」と、意気込む。いっぽうジャガーメイルに対しては「一戦一戦全力で走る馬なので、ぶっつけのほうがいい。東京は得意中の得意だから2000mにも不安はないし、道悪もこなして勝ったことがあります。マイナス材料はありません」と、きっぱり。「これまでにも強い相手と対戦してきているので、メンバー的にどうこうということはない。JRA賞(=年度代表馬)も絡んでくるので頑張って欲しいです」と、こちらにも大きな期待を寄せていた。 菊花賞こそ関西勢のワンツースリーを許したが、ここまでのGI戦線は関東馬の勢い有利。ブエナ1強ムードに、堀厩舎の強力2騎が楔を打ち込む! ※関連ニュース ★【毎日王冠】アリゼオが本格化を印象づける勝利!(2010年10月8日) ★【天皇賞・春】第141代天皇賞馬の栄冠はジャガーメイル!(2010年5月2日) ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!