【みやこS】時計勝負ならトランセンドだ!!

栗東 坂路 良 一杯 51.9-37.7-24.0-11.9 　9月の日本テレビ盃以来の実戦となるトランセンド。この馬は間隔を空けたレースの時、とにかく走る。まず2カ月半ぶりだった昨夏の麒麟山特別が8馬身差の圧勝劇。続いて今年の春、3カ月の休み明けだったアルデバランSで、フサイチセブン、マイネルアワグラスらを振り切って快勝。そして、前走ではフリオーソにこそ屈したものの、後にJBCクラシック(交流GI)を制するスマートファルコン以下を完封。まさに“鉄砲駆けするタイプ"だ。 　今回は1カ月半ぶりだが、前走時同様、気配は相変わらずいい。最終追いでは坂路で一杯に追われ、別掲の好タイムをマークした。状態は絶好だろう。 　安田師は「予定より速い時計が出たけど、それだけ馬の状態が良いということ。多少、強引なくらいの競馬のほうがこの馬には合っている。思い切った競馬をして、ジャパンCダートを目指したい。ここはあくまでも通過点だけど、勝って向かいたいね」と、叩き台という空気は微塵も感じさせず、勝負に徹する構えだ。 　ここ2戦は2着に甘んじているが、先行争いの激化に巻き込まれた印象で、そのわりには良く粘っているといえる。今回は“目の上のたんこぶ"である同型が見当たらず、単騎での逃げが見込めそうだ。京都のダート中距離とは相性もいい。スピードを活かし時計勝負に持ち込むことができれば、勝機は見出せるはずだ。 ※関連情報 ★トランセンドに騎乗する藤田騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」 ★藤田騎手オーストラリア現地インタビューはコチラ! ★藤田騎手の「一緒に飲んだらよろしいやん」では現在、東京公演の参加受付中! ★「一緒に飲んだらよろしいやん」で放映された動画は要チェック! ★藤田伸二騎手の「のぞいたらよろしいやん」ではオリジナル壁紙がダウンロード可!!