おしらせ
【エリザベス女王杯】アーヴェイはキャンターでリラックスムード!!
京都競馬場 芝 良 馬なり 15秒3 スノーフェアリーから遅れること3日、11月4日に日本に到着。同日千葉県白井の競馬学校での輸入検疫に入った。ケヴィン・シーハン調教助手は「ちゃんと水も飲み、しっかり食べているので輸送の影響はありません」とコメント。翌5日からシーハン助手を背に連日キャンターでの調整が行われた。このときの馬体重は454キロ。当初9日に強めを行うというシーハン助手からのコメントがあったが、9日は中休みとして、馬場入りはしなかった。10日はキャンターで汗を流した後、京都競馬場へ向かった。本日(11日)は京都競馬場の芝コースに入り、キャンターで直線1F(15秒3)だけ軽く反応を確かめた。見守ったアトフィールド師は「馬を見たのは2週間ぶりになるが、毛ヅヤがいいので満足している」と話した。 来日以来、これまで強く追うことはなく、軽めの調整に終始している点がやや気掛かり。スノーフェアリーと比較しても来日が遅かったし、中身がどこまでできているのか疑問符が残る。あす以降の動向に注意を払いたい。 なお、主戦のカステリャーノ騎手は、先日のブリーダーズCにおいて、騎乗後、騎手同士との暴力行為を起こし騎乗停止処分を受けていたが、異議申し立てに対し、裁判所が発効まで猶予期間を認めたため、騎乗は可能となった。 ■アーヴェイ:プロフィール 牝4、カナダ・R.アトフィールド 父Danehill Dancer 母Anna Amalia(母の父:In the Wings) 通算14戦5勝、2着2回、3着3回 総獲得賞金:約5140万円、主な戦績:2010年フラワーボウル招待S(GI)1着、2009デニーコーデルラヴァラック&ランウェイズスタッドフィリーズステークス(愛GIII)1着 10月2日のフラワーボウル招待を勝ったことでエリザベス女王杯の褒賞金対象馬となっており、エリザベス女王杯で1?3 着に入れば、1着9000万円、2着3600万円、3着2250万円の褒賞金が贈られる。同馬は当初フラワーボウル招待を最後に米国・ケンタッキー州のキーンランドノベンバーブリーディングストックセールに繁殖牝馬として上場される予定だったが、同レースを勝ったことで予定が変更された。 ◇トレーナー&ジョッキー:プロフィール ロジャー・アトフィールド調教師 1939年11月28日生まれ、70歳。1971年に調教師免許を取得。これまでカナダの年度代表馬を6頭輩出、そのうち3頭は(ウィズアプルーヴァル、イズベスティア、ピートスキー)カナダクラシック3冠馬で、カナダ競馬史上最も多くの3冠馬を輩出。1999年には、カナダ競馬の殿堂入りを果たした。日本での出走は、1986年の第6回ジャパンカップに3歳牝馬キャロティーンで参戦して9着。来日はそれ以来となり実に24年ぶりとなる。 ハビエル・カステリャーノ騎手 1977年10月23日生まれ、33歳。ヴェネズエラ出身で父、伯父もヴェネズエラの騎手で、弟のアベルJr.も騎手としてフロリダ等を中心に活躍。1996年ヴェネズエラでデビュー、翌1997年6月にアメリカに移籍し、南フロリダを中心に騎乗。2001年にニューヨーク地区に移動すると、すぐさま好成績を残し、同年ニューヨーク地区6位にランクインした。翌2002年には2位となる。2004年にはその年のエクリプス賞年度代表馬に輝いたゴーストザッパーでブリーダーズCクラシックを制し、ブリーダーズC初騎乗初勝利という快挙を成し遂げた。2005 年にはベラミロードでのウッドメモリアルS 制覇、2006年ベルナルディーニでプリークネスS・トラヴァースS・ジョッキークラブゴールドCを制するなど大舞台での活躍を続けている。今年は年当初から好調を維持し、10月末時点の北米獲得賞金額で第4位にランクイン(これまで年度終了時点においては、2004・2005 年の第6位が最高)。フラワーボウル招待Sでは人気薄のアーヴェイで、レッドディザイアらを破り優勝。日本での騎乗は、2006年ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場した他、2008、2009年に続いて3年連続の来日となる。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!