【東スポ杯2歳S】試金石の1戦だ!リフトザウイングス!!

栗東　坂路　良　馬なり 54.7-40.1-26.4-13.0 　新種牡馬ハーツクライ産駒のリフトザウイングスは、秋華賞に出走しJRAで5勝を挙げたレンドフェリーチェを母に持つ良血馬だ。近親にも秋華賞2着馬のレインダンスや、共同通信杯5着のアサクササイレンのいる血統馬が、重賞初挑戦のときを迎える。 　デビュー戦は9月19日のメイクデビュー阪神(芝1800ｍ)。単勝1.9倍の支持を受けながらも、レース中に物見をするなど幼さが随所に出て4着に敗れた。ただ、掲示板に載った他の4頭は、その後すべて勝ち上がりを決めたことから、ハイレベルなデビュー戦だったと言えそうで、若さを見せながらもこの結果ならば十分素質は示したとも言える。それを証明するかのように、本馬は2戦目の未勝利戦で難なく初勝利を挙げた。 　前走後は早くからこのレースに的を絞り、順調に調整が進められた。この中間は坂路主体のメニューをこなし、11日の1週前追い切りは4F50.6-1F12.7(強め)の好タイムで坂路を登坂。前脚の力強い掻き込みが印象的で、キビキビとした動きで駆け上がった。 　最終追い切りは17日に栗東の坂路で、本番でも手綱を握る武豊騎手を背に行われた。僚馬・リッターヴォルト（古馬準オープン）との併せ馬で別掲のタイムを計時。先週の時点で十分に仕上がっており、今週は息を整える程度の調整であったが、この動きなら上積みは十分だろう。 　管理する橋口師は「来年のクラシックへ乗せなければならない馬」と愛馬を評価。厩舎期待の良血馬は、ここが試金石の1戦となりそうだ。 ※関連ニュース 【メイクデビュー阪神】リフトザウイングス、ヴィジャイともに敗退!!(2010年9月19日) ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など「競馬最新ニュース」は要チェック! ★騎手、調教師など競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ! ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!