おしらせ
【日曜東京メイン/霜月S】再び連勝街道へ!ナムラタイタン
今週日曜日、5回東京開催6日目のメインレースはオープン特別のハンデ戦・霜月S(ダ1400m)だ。 ハンデ頭のナムラタイタンが巻き返す。重賞初挑戦となった前走・プロキオンSでは、単勝1.7倍と圧倒的な支持を受けたが、直線で伸びあぐねて結果は3着。初の一級戦との対戦で初黒星を喫した形だが、デビューから無傷の6連勝を果たした実力はここでは上位だ。この中間はコースで入念に乗り込まれ、最終追い切りとなった17日も栗東・ポリトラックコースでの調整。長め6Fからゆったりスタートすると、併せた僚馬・サンマルチーフ(古馬1000万下)を脚色優勢で圧倒し、最後は3馬身突き放してフィニッシュ。タイムは6F77秒0-3F35秒8-1F12秒2(G前追う)をマークした。約4カ月ぶりの競馬となるが、デキは良好だ。斤量57.5キロを背負うのは初となるが、500キロを超える雄大な馬体の持ち主で心配はなさそう。オープン特別では2勝を挙げており、再び連勝街道に乗るためにここは落とせない。 シンボリクリスエス産駒のサンカルロが、自身初となるダート戦に挑む。シンボリクリスエス産駒と言えば、サクセスブロッケンやマチカネニホンバレなどダートでの活躍馬が目立つ種馬で、筋骨隆々とした本馬の馬体はいかにもダート適性がありそう。芝ではスプリンターズS3着などの実績があり、ポテンシャル上位は火を見るより明らか。ここを難なく突破する可能性も十分だ。17日の最終追い切りは主戦の吉田豊騎手を背に、少し湿った美浦・坂路を登坂。福島記念に出走予定のトウショウシロッコを4馬身ほど追走し、力強い脚捌きで並びかけると、最後は余力たっぷりに同入した。時計はラスト1Fが計測不能であったが、4F54秒1(馬なり)を記録。連戦の疲れもなく、デキは上々か。あえてマイルCSに出走せず、馬主サイドの要望でこちらにまわってきたのはダートで活路を見出そうということか。新星誕生の可能性は十分ある。 セイクリムズンも侮れない。1月に行われたGIII・根岸S(7着)を除けば、今年は掲示板を1度も外しておらず、堅実さが持ち味の本馬。3走前の栗東Sではオープンクラス勝ちを収めており、このメンバーでは力上位の存在だ。1週前追い切りは坂路で4F50秒1-1F12秒8(一杯)の好時計を叩き出し、意欲的なケイ古を消化。注目の集まった17日の最終追い切りも栗東・坂路で行われ、タイムは4F53秒7-1F12秒3(一杯)を計時した。終い重点のメニューだったが、2週連続でハードな調整を消化したのは好印象。体調が良い証拠だろう。東京コースでは勝ち星こそないものの、1400mは【3.1.2.2】と複勝率は75%を記録している。得意の距離で、約半年振りの勝利を狙う。 前走のブラジルC(ダ2100m)では8番人気とやや低い評価だったが2着に好走。叩き2戦目で、前進を狙うのがエアマックールだ。この中間はウッドコースで入念に調整され、17日の最終追い切りも同じく美浦・ウッドコースで行われた。僚馬・エイブルブラッドを4馬身ほど追走すると、軽快なフットワークで同入。叩き二戦目の上積みを十分に感じさせるケイ古内容で、デキは上向いている。大幅な距離短縮に対応できれば、十分上位争いは可能だ。 もう1頭のハンデ頭、トーセンブライトは地方交流重賞3勝の実績馬だ。9歳と高齢なだけに、さすがに大きな上積みを求めるのは酷だろうが、前走・大沼Sでは1着から0秒3差の5着とそれほど負けておらず、衰えは見られない。1週前追い切りで叩き一杯に追われた効果か、17日に行われた最終追い切りでは抜群の動きを披露。美浦の坂路を単走で駆け抜け、4F52秒0-1F12秒5(強め)の時計をマークした。5カ月ぶりの実戦となるが、初戦から力を出せそうだ。 ※関連ニュース ★【プロキオンS】ケイアイガーベラ逃げ切り! ナムラタイタン連勝ストップ!!(2010年7月11日) ★【スプリンターズS】香港馬・ウルトラファンタジーが逃げ切る!(2010年10月3日) ★【栗東S】セイクリムズンが他馬を寄せ付けず圧勝(2010年5月16日) ★【ブラジルC】インバルコが内から抜け出してV!!(2010年10月24日) ※関連情報 ★トーホウオルビスに騎乗予定の藤田騎手公式ブログ「藤田伸二の男道」 ★タマモクリエイトに騎乗予定の大庭騎手公式ブログ「走るのは馬ですから?」 ★重賞のデータ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」は必見! ★気になるあの馬の能力値は?「指数X」は枠順確定後に無料公開!