UMAJIN.net

おしらせ

【ジャパンC】ヴィクトワールピサは世界最高峰での経験が大きな武器

一応の態勢は整ったヴィクトワールピサ

栗東 CW 良 強め 84.5-68.8-54.0-39.8-12.0  第77回日本ダービーで単勝2.1倍の1番人気に支持された皐月賞馬・ヴィクトワールピサが、復権に燃える。2冠の期待がかかったダービーではスローペースに泣き結果は3着。夏場に休養を挟み、この秋は「欧州遠征」という同世代とは違う道を進んだ。初戦のニエユ賞では最後に力尽きて4着、手応えを掴んで挑んだ本番の凱旋門賞では差を詰めるも7着と、世界との高い高い壁を痛感。しかし、今回はホームの日本だ。同世代にはない世界最高峰での経験を武器に、2つ目のGI制覇を狙う。  5日に栗東TCへ帰厩すると、7日には早くも時計を記録。この中間は坂路とウッドコースを併用したメニューを消化し、順調に調整が進められた。17日に行われた1週前追い切りは、ウッドコースで当初コンビを組む予定のデムーロ騎手(オーナー契約によりデムーロ騎手は仏・ヴォワライシに騎乗予定)を背に行われた。長め6Fから一杯に追われて6F85秒3-3F39秒6-1F11秒6のタイムを計時。終い重点の調整であったが、追われてからは鋭いキレを披露し、デキは上昇カーブを描いている。  24日の最終追い切りでは、栗東・ウッドコースで3頭併せのメニューを消化。パートナーにリベルタス(2歳500万下)とイグアス(2歳未勝利)を連れての調整を敢行した。やや頭の高い走りが目を引いたが、大きなストライドで6F84秒5-3F39秒8-1F12秒0をマーク。格の違いを見せ付けたかったところだが、最後は脚色優勢のリベルタスにわずかな遅れをとってフィニッシュした。好調時と比べると8割ほどのデキだが、一応態勢は整ったか。 「速いところをやるたびにシャープになっている。遠征も良い経験になったはず。相手が一気に強くなるが、こっちも成長したところを見せたい」と清山助手。皐月賞馬の進化に結果を委ねた。 「春は3歳の1番手の評価を得ていたからね」(同助手)と言うように、皐月賞・ダービーではともに1番人気。新パートナーの若き天才マキシム・ギュイヨン騎手に導かれ、最強3歳馬が存在感を見せつける。 ※関連リンク ★【凱旋門賞】武豊騎手「この経験をまた次回に生かしたい」【凱旋門賞】フェスタは惜しくも2着 ヴィクトは7着【凱旋門賞】ヴィクトワールピサに騎乗の武豊騎手「この前よりやれる!」【日本ダービー】エイシンフラッシュが戴冠 ヴィクトは3着【皐月賞】ヴィクトワールピサが人気に応えて一冠目を制す

おしらせ一覧

PAGE TOP