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【ジャパンC】ナカヤマフェスタが今度は迎え撃つ

今度は迎え撃つ立場のナカヤマフェスタが国内最強を証明する

美浦 坂路 良 馬なり 50.3-37.8-25.2-12.4  8番人気の低評価で宝塚記念を制してから早5カ月。この秋はヨーロッパ遠征を敢行し、フォア賞2着→凱旋門賞2着と世界の頂点まであと1歩まで迫ったナカヤマフェスタ。陣営が帰国初戦に選んだのは、世界各国から強豪馬が集うジャパンCだった。フランスで手に入れた評価は、もはや日本馬の大将として相応しいもの。秋の天皇賞で牡馬を破り日本馬のトップに君臨するブエナビスタや外国馬を、今度は迎え撃つ立場だ。  仏国での激戦を終え、日本に帰国したのは10月6日。千葉県臼井にある競馬学校で1週間の輸入検疫、茨城県のドリームファームで3週間の着地検査を受け、美浦TCに帰厩したのは11月3日だった。旅の疲れも見せずに同月5日には早くも馬場入りを果たし、「マズマズの時計」と二ノ宮師が話すように、10日には早く坂路で時計をマーク。この中間はいかにも順調であったが、18日の1週前追い切りは予定していたコース追いを、馬場入りをゴネたために坂路に変更。多少の狂いは生じたものの、一杯に追われて4F48秒8-1F13秒0の快時計を記録し、絶好調をアピールした。  24日に行われた最終追い切りは美浦・坂路での調整。この日も相変わらず気難しさを前面に出し、なかなかケイ古を始まらない。坂路の入り口で5分ほど駄々をこねると、観念したのか、それともヤル気になったのか、最終追いを開始。美浦の坂路を馬なりで駆け上がると、途中鞍上が腰を浮かし気味になりながらも、別掲の好タイムを楽々とマークした。キビキビとした素軽いフットワークに加え、2週連続で好時計を連発。デキの不安は微塵もない。 調整を見届けた二ノ宮師は「動きが力強くなっているし、フィジカル面はかなり良い。少しでも不安な点があれば使わないよ」とデキに太鼓判を押す。「東京2400mは絶好の舞台。大きな期待を持って臨みます」(同師)と、愛馬にかける自信が伺えた。 「確実に力をつけているし、まだまだ成長しそう。正式には決めていないが、来年もまた」(同師)と進化を続けるナカヤマフェスタの夢はさらに広がる。来年再びあの舞台に立つためにも??まずは国内最強を証明する。 ※関連リンク ★【高井大輔】サンデー系の欧州流出が始まる!【凱旋門賞】蛯名騎手「惜しかったけど、それだけに悔しい」【凱旋門賞】フェスタは惜しくも2着 ヴィクトは7着【凱旋門賞】ナカヤマフェスタ 二ノ宮師「これで大丈夫!!」【宝塚記念】ナカヤマフェスタがブエナを破りGI初制覇

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